かわにょぶろぐ

ガジェットとフィギュア中心のレビューブログです。(2014年末より以前の記事は他のSNSで書いてたものを手動で書き写してます🤤)

モバイルバッテリーで動作する「折り畳み塗装ブース」を制作。

今Amazonで人気のコミック

 

前回、架線柱を塗装してみて「塗装がどんなものか」と言うのを掴めましたが、

鉄道模型の「架線柱」を塗装してみる。
模型屋の店員さんやガンプラ塗装などをしている友人に訊いた所、初心者には筆塗りより「スプレー塗装」がカンタンで良いと皆さん言います。

「スプレー塗装」と言うと「エアブラシ」を使用して塗装するイメージがあり、初心者にそんな事をさせるのか…と思いましたが、どうやら「スプレー缶」タイプの塗装があるとの事で、筆塗りよりもカンタンに均一に塗装できるから初心者に良い…と言う事ですが、スプレー塗装すると周囲に塗料が飛散するので「塗装ブースが必要」です。

「塗装ブース」でググるとタミヤのエアーブラシシステムと言うものが出て来ますが、


そこまで本格的に腰を据えてやろうとは思って居ないので2万円弱も出して塗装ブースを買う勇気は有りません(笑
あと、やる事に対して大がかり過ぎるw

Amazonの塗装ブース関連の売れ筋ランキングによると、国内メーカーだとDIY製品を多く出してる髙儀製のスプレーブースセットが12000円前後で出てます。


こちらはタミヤ製よりもリーズナブルで、排気口が細長くなっているので窓を少し開けて挟んで排気する事が出来るのでタミヤのものより使い勝手は良さそう。
ただ、やはりここまでの予算はちょっと出せない(笑

あと、ここ最近は「ウォーターブース」と呼ばれる業務用塗装設備を個人用にしたものが発売されて、
youtu.be


圧倒的な性能を誇りますが、プロモデラー用ですね(お値段が🤤

 

その辺を友人に愚痴りつつ相談した所、段ボールタイプの簡易塗装ブースがあると言うので教えて貰いました。


段ボールのハニカム構造に飛散した塗料が付着するので塗料の跳ね返りなどがプラモに付着する事が低減出来ます。

ただこの製品、Amazonで在庫切れになる事が多く、欲しいタイミングではずっと売り切れていたので他の方法を模索。


「塗装ブース 自作」で検索してみると皆さん、段ボールや市販の半透明のコンテナボックスなどを購入し、


換気扇を購入し、コンテナボックスに穴を開け、


(いろんな換気扇がありますが、このパナソニックのトイレ用換気扇が一番コスパ良いようで、ググった先の皆さんだいたいコレでした)

ダクトで排気して、



吸気部分に塗装用のハニカムフィルターを挟んで使用すると言うBlogやYoutubeを幾つか見掛けました。


それでも問題なかったのですが、たまにしか塗装しないのに場所を結構食ってしまうので「折り畳み式」にしようと折り畳み式で箱型のソコソコ頑丈な製品は何か無いかと色々探していたところ「折り畳み式バケツ」があったので、手ごろな大きさのものを購入。

折り畳みバケツ
折り畳みバケツ

※今現在、上記のバケツは完売してるので今買うなら下記の何れかかな。


※横にして使うので、高さ=奥行きになります。奥行きは有れば有った方が良いです。
(購入したバケツはやや不足気味だったので手前に段ボールを巻き付けて奥行を稼いで使用する事が多いです)

購入した折り畳みバケツは「排水用のフタ」があります。
折り畳みバケツ

そして排気ファンですが、以前レビューしたパソコン用のファンを用います。

爆風×静音×高コスパのケースファン「KAZE-FLEX-140」を導入。
レビューではパソコンで使うような事を書いてますが、実際はコチラの「自作塗装ブース」で使う前提で仕様を絞って購入して来ました(笑
(なのでカテゴリも「鉄道模型」入れてます😇)

まずは排水用フタの周辺をコンパスでファンサイズ(14cm)に線を引きます。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

最初は排水穴からニッパーで切り取って行こうと思ってましたが、いざ切ってみると想像以上に「折り畳みバケツ」の底面がシッカリした作りでニッパーで切るのは無理でした(笑

そこで、コンパスで引いた線の上をドリルで一周穴を開けて、穴と穴の間をニッパーで切り取る作戦に変更。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

切り取り、ぶち抜いたら毛羽立った箇所を金属ヤスリで削り、慣らしていきます。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

慣らし終えたらファンのネジを止める穴をドリルで開け、ファンガードを挟み固定。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

ファンの手前にハニカム状の穴の開いた塗装ベースを設置。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

このような商品です
塗装ベース
塗装ベース


その塗装ベースに100均でも売ってる換気扇フィルターを輪ゴムなどで取り付けます。
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

吸気が若干落ちますが、フィルターを付けると「塗装ベース」が汚れないので繰り返し使えるからオススメです。
(「一色塗装終えたら」「幾つかのパーツを塗装終えたら」くらいのタイミングでフィルターを交換します)


\完成!!/

モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

横から
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作

折りたたんだ状態
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作
モバイルバッテリで動作する折り畳み「塗装ブース」を制作
かなりコンパクトになりました。


ファンの回転はUSB 5Vを12Vに昇降・変換するFAN用ケーブルを使用します。


これによりモバイルバッテリーで動くようになるので(今回購入したファンは高速回転だけど電圧的に問題ないものをセレクトしてます)ベランダや玄関先などに簡単に塗装ブースを移動して使えるようになります。

また、USBのLEDバーライトを塗装ブース上部に貼り付ければ塗装時に影が出来て見えにくい所もハッキリ見えるようになるので塗装し易くなります。


どちらも「モバイルバッテリー」で動くので運用が容易です。

今回は「折り畳みバケツ」を用いてますが、適当な大きさの段ボールにファン用の穴を開けてガムテープで固定、「塗装後は解体して段ボールは破棄」でも全く問題ないので、

「塗装ベース(排気用段ボール)」
「14cmファン」
「ファンガード」
「USB5V→12V 昇圧 変換ケーブル」

があれば同じ事は出来るので気になる方は是非お試し下さい😉