夏本番を前にエアコンが ややカビ臭くなってきたので、自分で掃除する流れと必要なグッズを備忘録として記しておきます。
まず必要なのは市販で何処のスーパーにでも売ってそうな「エアコン洗浄スプレー」を用意。
(本来は「冷却フィン」に対して噴射してホコリを取り払うものですが「送風ファン」のカビ取りに使います)
ただしヨゴレが酷い場合は泡の力で落としてくれる「くうきれい エアコンファン洗浄剤」を用意ください。
次にエアコンのコンセントを抜きます。
そしてエアコンのカバーを取り外します。
だいたい2点で留められてるだけなのでカンタンに外せます。
次に風を上下に動かすルーバーを取り外します。
やや柔らかいプラスチックなので曲げるように支点から外します。
(取り外しは簡単ですが、取付時は注意しないと支点を折って破損させる恐れがあります)
風を左右に動かす手動ルーバーは捥ぐように外せます。
エアコン洗浄カバーを取り付けます。
※「くうきれい エアコンファン洗浄剤」を買うと簡易的なものが付属してますが、薄手で使い捨てなので、コチラを買っておくと便利です。
カバーには排水チューブが付いてるので下にバケツを設置します。
まずはペットボトルで使える「加圧式スプレー」でヨゴレを浮かせます。
500mlだと足りない場合がるのと、最近のペットボトルは薄く扱いづらいので、出来れば1リットルくらいのアイスコーヒーなどのペットボトルをご用意下さい(強度的にも扱いやすいです)
写真に書いてるように送風ファンを指で手前から奥に弾くように動かしながら噴射してヨゴレを浮かせます。
また、送風口の手前奥にもヨゴレが隠れてる事が多いのでその辺にも噴射します。
次に「エアコン洗浄スプレー」で本格的にヨゴレを除去します。
「加圧式スプレー」の時と同じ要領で送風ファンを指で回転させながら噴射します。
「加圧スプレー」と「エアコン洗浄スプレー」を使ってる際の15秒動画はコチラ。
(動画を回す直前に送風ファンを手で回してから噴射してます)
スプレーを使い切ったらそのままにして、薬剤がカビを浮かせるように数分放置します。
※「くうきれい エアコンファン洗浄剤」の場合は説明書に従って10分くらい放置して下さい。
ヨゴレは送風口を流れて来るのでまた「加圧式スプレー」を使い送風口や送風ファンに噴射して洗い流します。
※「くうきれい エアコンファン洗浄剤」の場合は付属の「リンススプレー」で洗い流します。
コンセントに接続してエアコンを起動、
「暖房」+「最大温度」+「最大風速」で数分稼働させ、乾燥させます。
真夏に暖房は正直しんどいので(笑)窓を開けて換気扇を回し、扇風機で涼みながらやって下さい。
ある程度乾燥したら「エアコン洗浄カバー」をバケツと一緒に取り外します。
バケツに溜まったヨゴレ。
2か月くらいでこれなので、年単位で掃除してないと結構なカビが流れ出ます。
(初回は「くうきれい」の利用を推奨します)
この空気を吸ってると思うとゾっとしますよね😨
シャワーで流せば「洗浄カバー」のヨゴレはカンタンに流せるので、お風呂で暫く干した後で「排水チューブ」の部分はティッシュを丸めたものを利用して水分を取り除けば、排水チューブの接合部分が破れるまでは繰り返し使えます。
最初に「洗浄スプレー(1本500円前後または一式2000円)」と
「加圧式スプレー(550~1000円)」「洗浄カバー(1900円)」が必要ですが、
2回目以降は「洗浄スプレー」のみで掃除できるのでコスパ強いと思います。
業者に頼んだ場合は高圧洗浄機で徹底除去して「防カビコーティング」もしてくれるので1~2シーズンはカビ臭くならないと思いますが、自分でやる場合は高圧洗浄機じゃないので ある程度カビも残ってしまうのと、防カビコーティングはしてないので、ワンシーズンで1~2回掃除する必要があります。
…が、業者でお願いすると1万円くらいするのが、自分でやればランチ代くらいなので多少、手先が器用なら是非試してみて下さい。
慣れてくれば1回の掃除はだいたい30分もあれば終わります。
皆さんもキレイな空気で夏をお過ごし下さいね😆