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【Nゲージ】鉄コレに室内灯を搭載する方法。自作も純正も設置出来ます。

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先日購入した鉄コレの「横浜市営地下鉄 1000形」

鉄コレ「横浜市営地下鉄 1000形」を購入。
鉄道コレクションシリーズは「ディスプレイモデル」ですが、純正の「動力ユニット」と「走行パーツ」を別途 買ってくれば「とりあえず走る」ようになります。

でも、先頭車の前照灯(ヘッドライト)や後尾灯(テールランプ)は光らないし、室内灯も未対応。

そんな鉄コレに「前照灯」や「室内灯」を取り付けられるパーツを製造販売しているイズムワークスと言うメーカーがありますが、今回の室内灯取付の通電機構は自作してみる事に。

車輪から車体上まで電気を持ってくるには、乱暴な話をすると車輪の左右に銅製の極細針金を巻き付けてそれを車体上まで引いて室内灯に通電させれば光りますが(笑)、TOMIXから「昔の室内灯に対応してない車両に室内灯を入れるためのパーツ」が今も発売されてるので、それを購入して来ました。

Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

車輪の間に挟む板とバネですね。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

台車の加工

鉄コレの車輪を加工します。

車輪の加工方法はイズムワークスさんの「集電システム」と同じなので、当ブログを読んで良く分からない場合はそちらも参照下さい。

トレーラー車(T車)用集電システム(1両分)
まず台車を裏返して台車側面の屈曲部分にマイナスドライバーなどで掘り進める印を付けます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

次にその印を目印に1.2~1.5mmくらいのピンバイスで穴を開けます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
最初は屈曲部に沿って斜めに開けて、その後 垂直に掘ると開けやすいです。

最後に2.5mmのピンバイスで穴を広げます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
穴はバネが通るので2.5mmより少し太いなら大丈夫ですが、それ以下だとバネが通りません。

一通り穴を開け終えたら「集電シュー」を乗せます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

このように組み上げます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

組みあがったら台車の上にバネを差し込んで完成です。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

車体の加工

次に車体底面に通電する機構を設けます。

「導電性のアルミ箔テープ」と言うものが世の中にはあり、クルマの帯電防止などでよく使われているようですが、より通電性能を高めるために「導電性の銅 箔テープ」を用意します。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作


今回購入したのは3mm幅です。

これを写真のように貼り付けます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
18m級の鉄コレで、だいたい12cmの長さでカットしました。

このように台車のバネが銅箔テープに当たって電気を拾い上げます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

底面から余った銅箔テープを車体上にくるっと貼り付けます。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
(もう少し長めにカットしておいて、室内灯の接点に直接貼り付けても大丈夫です)

今回は「余ってる純正の室内灯を再利用する」をコンセプトにしてるので、室内灯のバネをうまく固定できるように何かないかな…と模索していたら、丁度良い所にKATOの「室内灯 集電シュー」があったのでそれを利用します(笑
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
こんな感じで貼り付けます。固定にはマスキングテープを使用してるので、床の色と同じマスキングテープを用意して床全面に貼れば違和感は無くなると思います。

純正の室内灯を設置。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
カバーが閉まりにくい場合は集電シューと室内灯が干渉してる場合があります。
集電シューの高さをカットして、室内灯のバネも半分くらいカットすればうまく嵌るようになります。

\完成!!/
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

\点灯!!/
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作
ようやくNゲージらしくなって来ましたね(*´∀`)ゞ

加工方法はあくまで一例なので、皆さんのお好み(室内灯)に応じて色々お試し下さい。
Nゲージ 鉄コレ 室内灯自作

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