Nゲージの室内灯、走行時に車両内が光って「走るキャンドル」になるのでエモくてオススメですが、レールや車輪が汚れてるとチラチラと点滅してしまいますよね( ˘•ω•˘ ).。oஇ
幾ら車輪やレールを磨いてもチラ付きが改善されないのでネット検索で出て来た方法を幾つか試してみます。
主な内容はコチラを参考にして、
集電板を「ピカール」で磨く
集電シューのピボットにカーボングリスを少量塗布する究極のメンテナンス動画 ライトちらつき 完全解消 カーボングリス
接点復活剤を各接点に塗布する
これらを購入して来ました。
■集電版や集電スプリングの研磨
主に古い車両に対してだったので新品の現行品を買って来た私には結果としては意味が無かったですが、古い車両は金属部分に空気が触れるとだんだんと酸化して通電効率が下がるので研磨してサビなどを落とす必要があります。
そこで便利なのが「ピカール」
綿棒に塗布して金属部品を磨き倒します。
KATO製品は台車の接点や室内灯の集電シューなども磨きます。
TOMIX製品の室内灯の集電スプリングは紙やすりで接点を磨きます。
■車輪と集電ピボットの掃除
車輪をピボットから取り外し、車輪の尖った接点部分をピカールで磨き、ピボット側の接点は爪楊枝にピカールを塗布して磨くとスパーク汚れを取る事が出来ます。
掃除後にピボットの接点側にカーボングリスを極少量 塗りつけます。
カーボングリスには金属が含まれているので通電効率が上がります。
■接点部分に「接点復活剤」を塗る
上記のカーボングリスの代わりとなる方法でもありますが、ピボットや集電スプリングなどの接点に「接点復活剤」を塗布すると通電効率が上がります。
写真がないですが「タミヤグリス」は台車のギア部分に塗ります。
塗る事で走行時の異音などが軽減されます。
■一通り試してみて。
Youtubeで人気が高く、ためになりそうなものを一通りやりましたが、結論から言うとどれもイマイチでした。
1つ目の「ピカール」で研磨してサビを落とすに関しては上でも書きましたがかなり古い車両に対して有効です。新しめの車両では無意味です。
次に「カーボングリス」これは良くないです。
綿棒にレールクリーナーを付けて車輪を拭いてると何度やってもカーボングリスが付着するのでキレイになりません。
結局、全分解して車輪とピボット金属を爪楊枝などを駆使して熱湯と洗剤で入念に洗い落としました。
最後に「接点復活剤」ですが、写真のように車輪とピボットの間にピンポイントで塗布するのはアリですが、付属のハケよりも爪楊枝に染み込ませて間に流し込むのを強くお勧めします。
また、それ以外の部分(集電板や集電スプリング等)に塗布すると液体なので時間経過と共に流れるので隣の金属に液体が移り「ショート」します。
接点復活剤を塗布して暫く経ってから走行不良やチラつきが起きる車両が多かったので原因(接点復活剤でショート)が分かるまで数か月掛かりました…。
と言う訳でこれらの方法はあまり良い結果をもたらさなかったので、個人的にはオススメ出来ません。
(唯一、接点復活剤を車輪のピボットに爪楊枝で極少量流し込むのだけアリかなと)
皆さんの参考になれば嬉しいです。
次回は鉄道模型店の店員さんに教えて貰った「先輩から代々引き継がれているクリーニング方法」を書きますのでご期待ください。
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