前回の記事ではTOMYTECから発売してる鉄道模型用途の電飾キットを試しましたが、
電力が乾電池2本の為か想像より遥かに暗かったため複数点灯させるには実用には厳しい商品でした。(1~2灯なら許容だと思います)
そこでストラクチャー(ジオラマ)のLED室内灯を自作してみる事にしました。
Nゲージの車両のLED室内灯を自作する場合は、パワーユニットの電圧と同じ、一般的な12VのテープLEDが必要ですが、今回は「USB給電」出来たら取り回しが楽だろうと思ったので「5VのテープLED」で電飾化を試みます。
買って来たのはこちらのキット。
・USB接続のリーラーに収納された「テープLED 1m」
・電源のON/OFFや明るさなどを調整出来るリモコン
・リモコンの操作を受信出来るユニットを内蔵した延長ケーブル
「5V」の「テープLED」だけでも電飾化は出来ますが常に最大明度になってしまいます。
「リモコン」があると「明るさ」を調整出来るので、是非セレクトして下さい。
テープLEDは「電球色」を購入。
テープLEDは約4.5cmずつカット出来ます。
■その他の必要なモノ。
USB端子から電力を得るので「USBケーブル」が必要です。
100均などにある「USBケーブル」が一番安価だと思うのでそれを用意します。
今回は「2台同時充電ケーブル」と言う1本から2本のLEDが光らせられるケーブルを幾つか買って来ました。
こんな感じで端子を切断し、ケーブルを剥いて端子を露出します。
USB端子をハブやACアダプターに挿した状態で剥いた端子をLEDテープに充ててプラスとマイナスの確認をします。
点灯した側がプラスです。プラス側は赤マジックで印をつけておくと便利です。
プラスがどちらか分かったら次はUSBコネクタとLEDテープのはんだ付けです。
ケーブルに直接LEDテープだと短すぎるため、電子工作用のコード(ビニール電線)を間に挟み、ハンダ付けします。
ビニール電線とUSBケーブルは互いに剥いて結んだ所をビニールテープで保護してます。
1本で2台充電できるUSBケーブルを使用したので、4ポートで8個のLEDを光らせられるユニットが完成しました。
これに、USBを1ポートを4つに電力分散できるLEDテープ用USBケーブルを購入。
1本のUSBケーブルで8本のテープLEDを光らせられるようになりました(笑
ジオラマ側はこんな感じで適当にLEDを内蔵させてます。
仮設レイアウトに照明ユニットを組み込みます。
撮影ボックスを点灯中でも煌々と点灯しますね。
ただ、中央のマンションは内部が黒いので光が反射せず暗いままなので白い紙などを内部に貼る必要がありそう。
リモコンで明るさ調整出来るので、まずは最小。
周囲が真っ暗ならアリかな。
こちらは50%
一軒家が少々炎上してる気もしますが、アリでしょう。
そして最後に100%
真っ暗だと一軒家が完全に燃えてます(笑)
明るさ調整がないと、この明るさになり兼ねないので「リモコン」は割と必須です。
一通り作って思ったのですが「お座敷レイアウトで建物の電飾化は配線がめんどくさすぎる」ので導入は見送ろうと思います\(^o^)/(今更
ジオラマ制作ではUSB電源のLEDは便利だと思うので是非参考にして貰えたら嬉しいです。