昨今、ヘッドフォンアンプと言うとスマホのUSB端子から直接ヘッドフォン(ステレオミニプラグ)に接続可能な高音質かつ安価な製品が売れ筋ですが、昔ながらのアナログ機材とヘッドフォン接続して聴くため、今回はアナログ接続タイプの安価なポータブルヘッドフォンアンプを購入して来ました。
オペアンプチップ:JRC5532×2(OPA2604、OPA2314、LM4562等へ交換可能)
信号対雑音比:≥111db
周波数応答:20-20Khz(±0.1db)
歪み:0.03%
負荷インピーダンス:16-300Ω
電池容量:3000mah、12時間
値段だけ見ると下記のeSynicやNeoteckが安価で売れてますが、
ネットの評判が良かった(文末に記載)Aiyima製をセレクトしてみました。
詳しくないですが安価ながらソコソコ良いチップを積んでるようです。
今回はバッテリー内臓のポータブル型をセレクトしましたが、自宅でしか使わないようでしたら、Fosiのヘッドフォンアンプがオススメです。
レビュー
話を戻してレビュー再開。
中身は本体、充電用USB-Cケーブル、オス⇔オスステレオミニプラグ、簡易説明書。
本体側面
金属筐体で被われているのでノイズに強そうです。
前面
赤いボリュームつまみがワンポイントになっててオシャレです。
背面
安価な製品では珍しくUSB-Cによる充電。
本体サイズ比
幅110×奥62×高17mm、123g
イヤホンで聴く分にはヘッドフォンアンプを繋ぐ必要はそこまで無いのですが(個人的主観です)大口径なヘッドフォンだと音圧感度が低くそこまで音量が上がりません。
そこでヘッドフォンアンプを間に挟んで増幅させる感じです。
レコードのフォノ端子やライン出力もパワーが弱いので間にヘッドフォンアンプを挟めばイヤホンやヘッドフォンでも聴けるようになります。
ヘッドフォンアンプを間に挟む事により
音量が上がり、音の深みも増すのでオススメですよ😉
⬇購入先⬇
【追記】中身が気になるので分解して行きます( ^ω^)
分解には以前も登場した特殊ドライバーセットを使います。
AC6088A 38in1 特殊ドライバーセット
JM-CRV T10(トルクスネジ10)が合いました。
\御開帳!!/
ネジ長くないですか(困惑
まずは裏面より。
細かなチップがたくさん乗ってます。
拡大上部。
拡大下部
表面
メインチップ「JRC5532」
Aiyima H1はメインのオペアンプ「JRC5532」を違うチップに交換できると言う売り文句がありますが、
ちゃんと簡単に取り外し可能でした。
ただし、AmazonレビューによるとUSB-DAC対応の「H2」の方は取り外し不可のようなので、購入時はお気を付け下さい。
「AIYIMA H1 改造」でググると猛者がちょくちょくヒットしますが、
「LM4562」に交換する人や、
ポタアンAIYIMA H1のオペアンプをLM4562に交換した|ひさみん
「OPA627AU」や「MUSES02」に交換している人も居ます。
超高コスパのポータブルアンプ Aiyima H1 の写真レビュー的なのと音の感想とか
こちらはAmazonで売ってる「LM4562オーディオ用オペアンプ」のレビュー欄ですが、
※クリックorタップで拡大します。
「JRC5532」を「LM4562」に替えてる人が結構居てビックリします(笑
実際のレビューページはコチラで、販売ページはコチラ⬇⬇
また、こちらのサイトではオーディオ用オペアンプチップの各特性を比較検証されてるので沼に沈みたい方は参考にしてみて下さい。
・オーディオ用OPAMPの音質比較