ここ数年、限定盤と称して発売したアニメ主題歌のレコードを買ったりしてますが、
2018年:serial experiments lain 20th記念 主題歌レコードが発売
serial experiments lain 20th記念 主題歌レコードが発売
2023年:YOASOBIの「アイドル」アナログレコード盤を購入。
YOASOBIの「アイドル」アナログレコード盤を購入。
プレイヤーを持ってないんですよね(笑
昨年末に ぼっちざろっくのアルバムレコード盤も予約してて そろそろ届く頃合いなので、プレイヤーを買っておこうかなと物色。
レコードプレイヤー比較
比較的リーズナブルで音も良い製品だと、オーディオテクニカの「AT-LP60X」と言うオードソックスな機種があり、だいたい14000円くらいです。
同機種でBluetoothに対応したものになると5000~6000円アップで21000~22000円。
オーディオテクニカ フルオート レコードプレーヤー AT-LP60X
ただ標準的なプレイヤーなので我が家ではちょっと嵩張ります。
そこで便利なのがION Audioが出してるトランク型のレコードプレイヤー。
トランクサイズなので収納時はコンパクトで重宝しそう。
スピーカーを内蔵しているので(音質は別として)気軽に聴けるのも魅力。
通常はACアダプター駆動ですが、乾電池でも動作するので屋外で聴く事も出来ます。
また、アニメのコラボも展開してて「ゆるキャン」バージョンをONKYOが販売してます。
TVアニメ第3期制作決定記念『ゆるキャン』限定アナログ盤LP付き コラボレーションターンテーブルを期間限定で予約販売 「Vinyl Transport YC」|ONKYO公式
オンキヨー、「ゆるキャン△」トランク型レコードプレーヤー|impress
見ての通り、プレイヤーはION Audio製ですね。
ただ、音質に関しては大手メーカーでは無いし1万円を切って居る事もあり、オーディオマニアからは賛否があるようです。
気軽に聴く分には音質よりも雰囲気重視だと思うのでアリだと思います。
そんな感じで「音は良さそうだけど収納しづらい」と「音は賛否だけど収納し易い」機種で悩んでたら1年以上が経ちました(笑
そして昨年末(2023年)に「ぼっち・ざ・ろっく」のアルバム「結束ロック!」のレコード盤のリリースが発表されて即ポチしてから改めてレコードプレイヤーを検索。
昨年(2023年)半ばにオーディオテクニカが、昭和時代に発売した「サウンドバーガー」と言う機種を現代風にリニューアルして発売する(発売した)と言う情報を得て、そのコンパクトさに目を奪われました🤩
こちらの広告は当時(昭和)のもの。
当時の機種は乾電池駆動でイヤホンが刺さってる事からステレオミニプラグだったものを、最新型はUSB充電のバッテリー駆動でステレオミニではあるけど「フォノ(LINE)端子」に変更、そしてBluetoothに対応してるのでBluetoothイヤホンやヘッドフォンで聴く事を想定してるようです。
ただ、お値段が当初予定していた倍近くになる製品なのでさすがに候補から外そうと思ってましたが、youtubeでサウンドバーガーのレビュー動画を幾つか見ている時にコチラの動画に巡り合いました。
話題沸騰!サウンドバーガーを聴く|トップウイングCSGマニアックレビュー
マニア向けのレコードプレイヤーやレコード針などを作っているトップウイングと言う会社の技術者がサウンドバーガーを聴いてうんちく垂れる動画ですが、ガチ環境でガチな方々がサウンドバーガーを絶賛している流れの動画となってて、割と太鼓判に近い形になってます。
また、サウンドバーガーのレコード針は交換可能なものをメーカーが提供してますが、
他の針を使うと更に音域が広がる事を動画内で語っており、
かなり良い製品だと言う事が分ったので、少々予算をオーバーしてますが購入に至りました。
■パッケージ/外観
箱はシンプルな段ボールに2色刷りされてます。
同梱物一式
本体、各種説明書、ミニプラグ>ラインケーブル、充電用USB-Cケーブル。
本体外観
中央付近に電源と回転速度を切り替えるボタンがあります。
反対側にはカバーをオープンするスライドスイッチ。
側面にはBluetoothのスイッチがあります。
背面上部にはアームロックをするネジ穴(固定具取り外し済)、
下部にはLINE出力と充電用USB-C端子があります。
中央付近には持ち手(ストラップ)が見えてますね。
カバーを開閉するとアームが露出。
アームを固定していた45RPMアダプターを取り外し、プラッターに置きます。
電源を入れてレコード針をレコードに落とせば再生されます。
スピーカーに繋いでいなくても針の先端から微かに音が出てるのがエモい。
カバーを閉じて再生。
コンパクトなので何処にでも収納し易く、バッテリー稼働なので外出先でも気軽に聴けそうですね。
実際の音と稼働動画
では実際に回転してる動画をご覧ください。
オーディオテクニカのレコードプレーヤー「サウンドバーガー」で「アイドル」を再生♪ ShortVer.
オーディオテクニカのレコードプレーヤー「サウンドバーガー」で「DUVET」を再生♪ ShortVer.
撮影にあたり、音は「USBオーディオキャプチャー」で実際の音を録音、後から動画に合わせて同期・編集してます。lainは映像にフィルター処理も施してます。
「USBオーディオキャプチャー」を使いMIDIやカセット・レコードの音源をパソコンに取り込む。※こちらの機材を使用。
聴いて頂いての通り、なかなか良い音質だと思います。
厳し目の事を言うと、ベルトドライブ方式と言う事もあり33回転のレコードは若干、音が振れてる感じがありました。
これに関しては上で挙げたサンプル動画とiTunesなどでサンプル視聴を聴き比べてみて下さい。
(音の振れが気になる人はベルトドライブではなくダイレクトドライブ方式のプレイヤーを検討してみて下さい、ただし大型で価格も高めです)
なお、45回転のレコードは音の伸びが良く、音の振れも感じず素晴らしかったです🥳
【参考文献】
■レコードプレーヤーの話:ダイレクトドライブVSベルトドライブ
https://note.com/ota0462/n/nb81c0c11c0fe
■レコードの回転数「33回転」と「45回転」の違いとは?
https://cutnrec.com/blog/rpm/
聴き入る時は先日購入したヘッドフォンアンプを経由してフルオープンエアーのヘッドフォンで視聴。
安価で評判の良いAiyima製ポータブルヘッドフォンアンプ「H1」を購入。
ながら聴きはアンプからスピーカーに繋いで聴いてます。
少々値は張りましたが、良い買い物が出来ました( ^ω^)
⬇購入先⬇
■バッテリー交換の話
最後に、本体裏面に「開けて下さい」と言わんばかりのフタがあります。
開けるとバッテリーが収納されており、端子からも「交換可能」な事が伺えます。
「AT-SB727 バッテリー交換」でググると修理案内のページが見つかり、
www.audio-technica.co.jp
針交換 ¥3,300
カバー交換 ¥3,476
ベルト交換 ¥2,695
充電池交換 ¥2,750
とあり、充電池がヘタって来た時やベルトが緩んできた際に交換してくれるようです。
お値段もかなり良心的。
ただこの電池、3.6Vと書かれているのと、サイズ形状からするに「18650リチウムイオン電池」なので、多少の電子工作が出来る人なら自分で交換する事も出来そうですね。
安価な18650電池なら1本1000円以下で入手出来ますが、ソコソコちゃんとしたメーカーのになると2000円を超える事もあるので安心を買うなら純正修理を依頼した方がいいカモです。
電池交換が約3000円で送る際の送料は客持ち、返送はオーディオテクニカ負担との事なので、電池だけ送って貰うなら3000円未満で済みそうです。
購入の参考になれば嬉しいです👍✨