前回の記事では「今まで購入したイヤホン・ヘッドフォン」を思い出しながら、
2000年代に入ってからのイヤホン・ヘッドフォン歴を振り返る。
今まで使っていたBluetoothのイヤホンが最近は30分も持たずに電池切れを起こすので、そろそろ買い替えないとと思い「最近のBluetoothワイヤレスイヤホン」事情を調べる事に。
売れ筋としては「耳からうどんが出てる」で有名な
AppleのAirPods(第3世代)が売れてるようで、お値段2万円半ば。
次点はSONYのWF-1000XM4で、お値段3万円弱。
価格comのプロダクトアワード2022だとその他に
イヤホン・ヘッドホン - 価格.comプロダクトアワード2022
「final」と言う聞き慣れないメーカーの「ZE3000」が大賞を取っているので少し調べてみました。
神奈川県川崎市にある日本の会社のようで、
finalについて | final-イヤホン・ワイヤレスイヤホン・ヘッドホン
元々は他社のイヤホン・ヘッドフォンをOEMで委託生産していた会社のようで、
マツコの知らない世界でも話題沸騰! 超高級イヤホン「final」の最高音質のヒミツ
イヤホン・ヘッドホンの製造を始めたのは2009年からで、当時は他社向けにデザインから生産までを一貫して受託する「ODM」をメインの事業にしようとしていました
(「マクセル」の髭剃りシェーバーをOEMで作ってた「イズミ」みたいな感じかな)
その後、自社ブランドを持って製品を出したら、テレビでも紹介され、じわじわと人気が出始めた感じのようですね。
音質も良くお値段も16000円弱とお手頃で人気のようですね。
ただ、私が欲しいのは「もっと安くて気軽に扱えるイヤホン」なので、この辺は今回除外です(笑
Amazonの売れ筋ランキングを見ると、
上記で話したイヤホンの他に、中国メーカーと思われるものも多々あり、
中には5000円以下で高い評価の物も沢山あります。
そんな中でブランド名の通りが良いのは「SOUNDPEATS」や
「Anker」の「Soundcore」ブランド辺りでしょうか。
と言うかAnkerってモバイルバッテリーのメーカーだと思ってたよ!><
ただ、よくよく見てみると、国内有名メーカー製でも「5000円以下」の製品はちょくちょくあって、
Victor(JVC)の「HA-A5T」は3500円前後、
Panasonicの「RZ-NJ320B」は3000円弱、
SONYの「WI-C100」は4500円前後と、
国内メーカーでも結構安い製品が出てました。
各社、一通りレビューやBlog、Youtubeなどを見てると皆共通して言うのが、
完全ワイヤレス(左右分離型)は、
「無くし易い」
「片方が鳴らなくなる」
「左右が同期しなくなる(音がずれる)」
と言う話が結構出てて、特に片方が鳴らなくなる故障は割と多い印象。
なので完全分離型は除外。
そうなるとSONYかPanasonicですが、SONYの「WI-C100」は「専用アプリで音質が劇的に化ける」とYoutubeで見掛けて気になったので買ってみました。
尚、似たような型番で「WI-C310」と言うのがあります。数字が大きいから上位機種かと思いきや、2019年の旧機種のようです。
今回購入した「WI-C100」は2022年発売、「WI-C400」は2017年なので、どんどん数字が若返る珍しいタイプですね(笑
中身
本体、イヤーピースのS/M/L、簡易説明書、保証書。
シンプルな紙箱の中にわりとラフに収納されてます。
カラーは「ブルー」にしました。
子供の頃に持ってたウォークマンの色に似てたので…😊
ちなみにカナル型はイヤーピースに「耳垢」が付きやすいと思うので、そう言った意味では目立たない「ホワイト」や「ベージュ」おすすめです。
片方に操作系は集中してます。
もう片方は何もないので中にバッテリーが入ってるのかな?
イヤホン・本体含め、全体的にプラスチッキーです。
値段を考えたらそこにケチを付けても仕方ないですが😇
充電は「USB-C」で行います。
我が家はまだ「microUSB」製品ばかりなので地味に困ります(笑
専用アプリ「Headphones Connect」をインストールしてBluetoothペアリングするとこのように接続されます。
GooglaPlay|Sony | Headphones Connect
Apple|Sony | Headphones Connect
アプリの「システム」で電源ON時や起動中の音声有無や日本語以外の選択が可能です。
と言うか音声通知が日本語なのは新鮮ですね。
「サウンド」の項目で圧縮音源を復元する「DSEE」と言う機能のON/OFFや、「イコライザー」で好みの音質に変更出来ます。
WI-C100 特長 : 高音質とアプリ対応 | ヘッドホン | ソニー
「専用アプリで音質が劇的に化ける」と言うのはここの部分の事だったんですね。
個人的には「Bright」のサウンドが好み。
「360 Reality Audio(空間オーディオ)」に対応してて、カメラで耳の形を撮影して測定したりして、割と本格的です。
ちなみに私はAdnroidスマホに替えた頃から「Poweramp」と言うアプリを愛用してまして、
Google Play|Poweramp Music Player
このソフトのイコライザーがとても優秀です。
(元々は「ファイル名順」や「フォルダ毎再生」などに対応してて使いやすかったので愛用してたんですけどね)
ここ数年で追加されたプロファイル「USB-DAC Headphone」が丁度良い案配の音質でして、「Headphones Connect」の「イコライザー」を使わなくてもかなり良い感じの音色を奏でてくれます。
イコライザーグラフとしてはこんな感じ。
「Headphones Connectイコライザー」を「Bright」にして「Poweramp」のイコライザーを「USB-DAC Headphone」にするとなかなかつよつよサウンドになります。
イヤホンは小型で無くしやすい製品ですし、最近はBluetoothでバッテリー動作する製品が多く、バッテリーが劣化したら買い替えタイミングとなり、割と買い替えサイクルの早い製品だと思うので、これくらいの価格帯を数年おきに買い替えるのが一番良いと思います。
音質もイコライザーで劇的に変化するので(変化できるポテンシャルがある製品)かなりコスパの良い製品だと思います。
「Bluetoothのワイヤレスイヤホン気になるけど、どれにしようか悩んでる」ならばお値段も手頃なので最初に買う製品としてオススメですよ。
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