Windowsが新しいバージョンになるたびに、新しいUIに慣れようとせず古いUIにカスタマイズしてしまうおじさんです( ^ω^)(挨拶
いろいろ思う所があったので備忘録としてまとめておきます。
もくじ
- Microsoftアカウントではなく「ローカルアカウント」を使用したい。
- デスクトップアイコンを表示
- 右クリックメニューを従来の一覧表示に戻す
- タスクメニューのセンタリングを左に戻したい。
- UIを「Windows10」に戻したい
- 往年の「スタートメニュー」を使いたい。
- 「Quick Launch」を有効にする
- WindowsUpdateを無効にする
- Windows11のデスクトップで画面左側のアイコンが反応しない(押せない)
Microsoftアカウントではなく「ローカルアカウント」を使用したい。
コチラは前回のLenovo ThinkBook14セットアップの記事でも書きましたが、
6.5万円で買えるLenovoの高コスパRyzen搭載ノートPC「ThinkBook14 Gen5」レビュー!
購入直後のPCの場合、初期セットアップ中に「ネットワークに接続しましょう」と言う項目が現れるので、
その画面で「Shift」+「F10」を押して、コマンドプロンプトの画面を表示させて次のように入力します。
cd oobe↓ BypassNRO.cmd↓ |
するとセットアップが中断、再起動します。
先ほどと同様に言語とキーボードを設定した後にネットワーク接続画面で「インターネットに接続していません」が増えるのでそちらを選択。
制限された設定で続行
ライセンスに同意し、
ローカルアカウント名を入力。
これでローカルアカウントのWindows11セットアップが完了します。
デスクトップアイコンを表示
まずはデスクトップ上で右クリックをしてメニューを出し、
個人設定を選択。
「テーマ」>「デスクトップアイコンの設定」とありますので押すと、
見慣れたウィンドウが表示されます。
右クリックメニューを従来の一覧表示に戻す
Windows11になってからデスクトップを右クリックした際のメニューが簡素化されましたが、
「その他のオプションを表示」でまとめられると、ワンアクション多くなるので作業が不憫で仕方ないです。
そこで従来の全表示にする方法を。
コマンドプロンプト(ターミナルで開く)でコチラのコマンドをコピペして実行(エンターキー)して下さい。
reg.exe add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32" /f /ve |
Windows10のようなメニューになりました!やった!
戻す場合は同じようにコチラのコマンドをコピペして実行(エンターキー)して下さい。
reg.exe delete "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}" /f |
タスクメニューのセンタリングを左に戻したい。
MacっぽくてオシャレではあるけどUIの導線がうんこなので左寄りにしたいですよね(笑
まずはタスクバーで右クリックして「タスクバーの設定」を選択。
タスクバー設定の下の方に「タスクバーの配置」がるので「左揃え」にします。
見慣れた配置になりました。
UIを「Windows10」に戻したい
タスクバーが簡素化されて色んな項目にアクセスし辛くなったり、タスクバーのアイコンがアプリごとに統合されたり、使いづらい箇所を「Explorer Patcher for Windows 11」と言うアプリでWindows10のように戻せます。
このアプリの詳細な説明はコチラのサイトが詳しいのでチェックして見て下さい。
https://www.gigafree.net/system/theme/Explorer-Patcher-for-Windows-11.html
往年の「スタートメニュー」を使いたい。
Windows7の頃からある「Classic Start Menu」と言うスタートメニューをWindowsXPやWindows7のようにカスタムできるソフト、実はここ数年で開発が停止され、ソースコードを引き継いだ人が「Open-Shell」と言う名称で開発を継続しています。
その「Open-Shell」を日本語化した人も居るので併せてご紹介。
※尚、私の環境では「Explorer Patcher for Windows 11」をインストールした上に「Open-Shell」をインストールしています。
Open-Shell
https://github.com/Open-Shell/Open-Shell-Menu/releases
Open shell(Classic shell 日本語化ファイル)
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-264.html
日本語化ファイルのページに記載の通りにインストールをします。
(古いバージョンだとWindows11に対応してない恐れがあるので直近のものをインストールして下さい)
尚、標準のパス以外にインストールすると日本語化出来なかったのでパスの変更はしないで下さい。
インストール後、無事に見慣れたスタートメニューになりました。
次にエクスプローラーのカスタマイズを行います。
エクスプローラーを開き、[…]からオプションを開きます。
オプション内の「表示」の「詳細設定」内の下の方にある、
・「常にメニューを表示する」
が本来チェックすべき項目ですが、Windows11では表示されなくなっているので、
・「縮小版にアイコン表示をする」
・「常にアイコン表示し、縮小版は表示しない
あたりをON/OFFを繰り返していると、エクスプローラーのアドレスバー下の辺りを右クリックすると、メニューが出せるようになります。
不思議すぎる(笑
Open-Shellのアイコンを選択して「Classic Explorerの設定」を呼び出し、
好みにカスタムします。
メニュー左から、
・大きいアイコン
・特大アイコン
・中アイコン
・一覧(ファイル名のみ)
・詳細(ファイル名、時刻、容量などでソートし易い)
・Classic Explorer設定
・ナビゲーションウィンドウ
となってます。
ナビゲーションウィンドウのON/OFFは捗りまくるし、ファイルの表示方法をワンアクションで変更できるのも便利なので個人的にこの設定おすすめです。
「Quick Launch」を有効にする
「Open-Shell」を導入すると「Quick Launch」を扱えるようになります。
タスクバーを右クリックして「ツールバー」>「新規ツールバー」へ行き、
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch」へアクセスします。
するとタスクバーにQuick Launchが現れるので、タスクバーのQuick Launchで右クリックをして「ボタン名の表示」と「タイトルの表示」を無効にして、
表示を大きいアイコンに変えてQuick Launchの完成です。
WindowsUpdateを無効にする
外出先でWindowsUpdateをされると電源を切れなかったりWindowsUpdate中にバッテリーが切れてOSが壊れる可能性や、スマホのテザリングで接続して居る時にWindowsUpdateをされるとデータ使用量が増えて帯域制限されるなど、良い事が有りません(笑
なので、Windows10では「Windows10 設定変更ツール」と言うWindowsUpdateを無効にする事を監視するソフトを常駐させてました
「Windows10 設定変更ツール」“Windows Update”を抑止 - 窓の杜
Windows11でもこのソフトが使えるかなと思いましたが、どうやら対応してないようで、良く良く調べたらWindows7の頃と同じ方法で無効化出来るとの事でした。
スタートボタンを右クリックで「コンピューターの管理」を開き
(デスクトップのPCアイコン右クリック>管理からも開けます)
サービスとアプリケーション>サービスの中の「WindowsUpdate」のプロパティを開き、
サービスの状態を「停止」してから
スタートアップの種類を「無効」にして下さい。
これでWindowsUpdateは起動しなくなります。
WindowsUpdateをする場合は「自動」にして「開始」してから「WindowsUpdate」を起動して下さい。
※追記(2024夏):「無効」にしかも勝手に「手動」になってバックグラウンドで実行するようになりました😰
「WindowsUpdate」>「詳細オプション」>「従量課金接続で更新プログラムをダウンロード」を無効、「ネットワークとインターネット」>「イーサーネット」>「従量課金接続」を有効 にすると勝手に大きなアップデートはしない建前なので気休めに設定してみて下さい。
Windows11のデスクトップで画面左側のアイコンが反応しない(押せない)
初期設定時、デスクトップ画面の左側のアイコンがクリックしても無反応な事が有りまして、ググったらこちらが見つかり詳しく書かれてますが、
https://k-1985.jp/sign/kimamana/sosaku/art/00205.html
まず「ローカルグループポリシー」の「エディター」からウィジェットを無効化出来るそうですが、Windows11 Homeでは「グループポリシー」の表示が無効になって出来ません😇🙏(笑
なので、Windows11のウィジェットを無効化(またはアインインストール)する方向で改善出来る模様です。
アンインストール方法はコマンドプロンプト(ターミナル:管理者用)を起動し、
Get-AppxPackage *WebExperience* | Remove-AppxPackage |
または
winget uninstall "windows web experience pack" |
をコピペ入力して実行し、OSを再起動するとウィジェットがアンインストールされるそうです。
ただ、この処置をせずにWindowsUpdateで最新版にした所、勝手に改善したので、まずはWindowsUpdateをお試し下さい。
これで概ね往来の環境になると思うので古いUIに慣れてる皆さんの参考になれば嬉しいです。
(誤りがありましたらコメント欄よりご指摘下さい)
【追記】OneDriveの仕様が変わって誤ってデータを全削除してしまう恐れがあるのでコチラも参照下さい。