Nゲージを走らせていると「ヘッドライト」や電車に内蔵した「LED室内灯」がチラつく事がたまに…と言うかよくあります。
多少なら気にも留めませんが、頻繁に起こると気になりますよね。
自作の「LED室内灯」では「12VのLEDテープ」と「ブリッジダイオード」を搭載すれば光らせられますが、ここに「電解コンデンサー」と言う電気を溜めておく部品(蓄電装置)を挟むとレールからの電力が瞬断されても蓄電されてるので室内灯のチラ付きを抑える事ができます。
しかし、電解コンデンサーはたくさんの種類があり、大容量なもの程、チラ付きは抑えられますがコンデンサー自体が大きくなり、電車の窓から見えたりするのであまりよろしくありません。
なにより、自作するのが面倒ですよね(笑
そんな中、鉄道模型屋のポポンデッタが蓄電装置(エネルギーチャージャー)を内蔵したLED室内灯を発売してて、Nゲージをやってる人は恐らく皆、知っているとは思いますが、確かに素晴らしい性能です。
難点は純正に比べて1.5倍ほどの価格と言う所でしょうか(笑
TOMIX 純正 6本入り 約3600円(税込)1本あたり600円
ポポンデッタ 7本入り 6160円(税込)1本あたり880円
TOMIX用・KATO用と共に、青白色・黄白色・電球色・白色の4種類が発売してますが、ネット上で検索しても青白色、黄白色、電球色の情報ばかりで「白色」が見つかりません(´・ω・`)
なので試しに1本買ってみました。
LEDが等間隔に15個も並んでます。
LEDの間に蓄電用の小型コンデンサーが同じく15個も搭載されてます。
車両によっては全長が長いので切り捨てる必要がありますが、裏返すと切ってはいけない部分が分かり易く書かれてます。
TOMIX用のバネが付属しています。
クリアパーツが付属しているので車体とLEDが触れる部分に取り付ければLEDが隠れないので十分な光量を稼げます。
このように短めの車両では切断する必要があります。
他の方々が既に「LEDがチラつきにくいレビュー」はたくさん上げてますし、その辺は上に貼ったYoutubeでも確認出来るので、当Blogでは実際の明るさと色味の写真をご紹介。
《撮影環境》
・撮影ボックス内で「白背景」を使用。➡ https://kawanyo.hateblo.jp/entry/samtian-lighting-box
・ただし撮影ボックスの照明だと明るすぎて室内灯が確認出来ないので(笑)発色が良く暗めの明るさが出せるデスクライトを使用。➡ https://kawanyo.hateblo.jp/entry/monitor-light-brightbar
・後ろに設置しているカラーサンプルは印刷会社グラフィックのペーパーカタログ。
純正はやや黄色み掛かってますが、ポポンデッタの白色は青み掛かってなく良好な白色です。
また、純正はLED1灯なので明るさにムラがあります。
次に、ポポンデッタのEC室内灯は明るさを「弱」と「強」を選べますので「強」モードにて。
山手線のように室内が白系で、窓が大きい列車では「強」モードだと明るすぎます(笑
次に、窓が小さく客席が赤いので明るさが目立ちにくい新幹線での比較。
明るさ自体は純正とあまり変わりませんが、LEDを複数搭載しているポポンデッタ製の方が均一に光ってます。
次に「強」モード。
写真だと「強」モードは明るすぎに感じるかもしれませんが、屋内で部屋の電気をつけて走らせる場合はこちらの方が認識できる明るさです。(純正は部屋の電気を消灯しないとLED室内灯が付いてるのか微妙に判別出来ない明るさ)
客席が赤や黒系の色味だと光の反射が低いので純正室内灯だと光ってるのか分からないですが、ポポンデッタの室内灯は強弱を選べるので明るさが不足している時は「強」に出来るのが良いですね。
また、窓に色が付いてる列車(例えばKATOの山手線E235系はグリーン系になります)はその色味が反映されやすいのでピュアな白色の方が忠実にその色味を引き出してくれるので「純・白色」とても良いです。
エネルギーチャージャー搭載でLEDのチラ付きが抑えられる点に目が行きますが、LEDの発色自体もかなり良いのでお手持ちの車両の室内灯の色味が気になる人は是非一度お試し下さい😆
⬇購入先⬇