友人からパソコンを買い替えたいと相談を受けたので以前購入して満足度の高かったLenovoのThinkCentreシリーズの、
LenovoのスリムPC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」が「Core i7」並に高性能なのに鬼コスパ(激安)でヤバイ件。
現行品を提案してみました。
2024年の年始現在、現行品は「neo 50q Tiny Gen4」と言うタイプで品番からは何が何だか状態ですが(笑)intelの第13世代Coreシリーズを搭載したThinkCentre筐体との事。
今回も価格comで一番売れてる高コスパ構成で注文。
スペックは以下の通り。
Lenovo「ThinkCentre neo 50q Tiny Gen4」主な仕様 | |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | intel Core i5-13420H(Eコア最大 3.40 GHz/Pコア 最大 4.60 GHz) |
GPU | intel UHD Graphics(CPU内臓) |
メモリ | 16GB(SODIMM DDR4-3200MHz) |
ストレージ | 256GB(NVMe SSD) |
通信 | 有線:1000BASE-T、無線:intel Wi-Fi 6 AX201 2x2 & Bluetooth |
安価に組むなら今流行のCPUに「N100」を搭載したミニPCもアリですが、依頼主はパソコンに詳しくないのと、予算はそこまでカツカツではないので、ちゃんとしたスペックで検討した感じです。
購入時価格は約6万円。
CPUに「intel Core i5-13420H」を搭載してて、Passmarkスコアで約19000を叩き出してるので普段使いするには申し分のないスペック。
幾度の大規模WindowsUpdateを経ても5年以上は重くならずに運用出来そうなパワーがあります(ココ重要)
前回、自分の「ThinkCentre」を注文した時は品薄でかなり待たされましたが、
今回は5日くらいで到着。Lenovoなのに速すぎてビックリしました(笑
一式
注文時のセレクトで「マウスやキーボード」を不要チェックする項目がなく、マウスやキーボードは強制的に付いてくる感じになってました。
キーボードの配列は素直な感じで入力し易そう。
マウスはホイールが赤色でLenovoらしさがあります。
何れも「有線」タイプです。
本体は以前の機種よりデザインに「遊び」があり、ベゼル下部に模様(デザイン)が施されてます。
端子は左から「イヤホンジャック」「USB3.2 Gen2 Type-C」「USB3.2 Gen2」「電源」
背面は前の機種とほぼ同じで、端子は左から、「電源コネクタ」「DisplayPort」「USB3.2 Gen2」「HDMI」「USB2」「USB2」「USB3.2 Gen2」「有線GbitLAN」
途中にUSB2のポートがあり非常に分り難いので、せめてUSB3ポートは通例通り中を青くして欲しかったですね。(シールで「USB2」と書いて貼って対策しました)
背面のネジを1つ外すと簡単にケースを開けられます。
本体内部
パッと見では「ThinkCentre M75q-1 Tiny」と変わらないように見えますが、
反対を向けると2.5インチHDDベイの下にNVMe SSDスロットが見えます。
表面だと何処のSSDか分りませんでしたが、
裏返すとサムスン製でした。
SSDの上の方には無線LANとBluetoothのモジュール。
付属のアンテナを取り付けると無線LANでインターネットに繋げられます。
冷却ファンはドライバーレスで持ち上げられるのでメンテナンス性が向上してます。
冷却ファンの下にはSO-DIMMメモリがあり、16GBが1枚刺さって、空きスロットが1つあります。
冷却ファンの真下にメモリがあるのでメモリがよく冷えそうです。
■各種ベンチマーク
■Crystal Disk Mark
まずは搭載しているサムスン製SSD。
SAMSUNG MZVL4256HBJD-00B07 (256GB)
読込:3370MB/s、書込:1300MB/sで申し分ない速度が出てますね。
■ドラクエベンチ
標準画質、フルHD、フルスクリーン
快適(6264)
■FINAL FANTASY XVベンチ
標準画質フルHD:動作困難(1270)
標準画質、HD、ウィンドウ:重い(2009)
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」では同設定で「1988」でしたのでGPU的には同じくらいなのかな?
軽量画質、HD、ウィンドウやや重い(2546)
FFXVはグラフィックボードを搭載してるゲーミングPCでのプレイを想定してるのでノートPCやスリムPCでは不向きです(参考値のために計ってます)
■CINEBENCH R23
Multi Core:9464pts
Single Core:1749pts
CPUランキング
■PCMARK10
総合:5522
Essentials:10617
Productivity:7500
Digital Content Creation:5739
■Passmark
総合:3320
CPU:18830
2D Graphics:292
2D Graphics:2138
MEMORY:2884
SSD:16777
一覧
総評
このスペックのPCが6万円以下で購入出来るのは昔からパソコンを買ってる身としては驚異以外の何物でもないですね(笑
ネットサーフィンやビジネス文章の作成程度なら謎メーカーの中華PCで「intel N100 CPU搭載」のミニPCが半値で買えますが、N100のPassmarkスコアは約5600
「ThinkCentre neo 50q Tiny Gen4」に搭載されているCPUは「intel Core i5-13420H」でPassmarkスコアは約19000なので、お値段2倍で(CPUのみの単純計算で)3.4倍の性能差があります。
現状のWindows10/11は体感ではPassmarkスコアが5000を切ると重く感じる事が多く、Windowsは大規模なWindowsUpdateがあるとその都度OSが重くなっていくので、1~2年後くらいにはN100のスコアだとストレスを感じる重さになってると思います。
なので、予算が許すなら5年以上は快適に使える「ThinkCentre neo 50q Tiny Gen4」はかなりコスパの良い製品だと思います。
皆さんのパソコンライフの参考になれば嬉しいです🤗
⬇購入先⬇
本機は「スリムPC」なので軽い3Dゲームは多少遊べますが、高画質設定の3Dゲームは快適に遊ぶ事が出来ませんのでご注意下さい。(高画質な3Dゲームを遊ぶには「グラフィックボード」が搭載出来るPCが必要です、だいたい十万円台からの製品です)