かわにょぶろぐ

ガジェットとフィギュア中心のレビューブログです。(2014年末より以前の記事は他のSNSで書いてたものを手動で書き写してます🤤)

【レビュー】Veout製16インチのモバイルモニターを購入。大画面&16:10のアスペクト比で使いやすい。

今Amazonで人気のコミック


外出先で大きな画面が必要になったので急遽、モバイルモニターを購入する事に。

✨売れ筋をチェック


Amazonで「ディスプレイ(モニター)の売れ筋ランキング」を見るとこの辺が売れ筋の模様。


上位にあるモバイルモニターは、

・15.6インチでフルHD(1920x1080)
・非光沢IPSパネル
・HDMI&USB-C入力

までは同一仕様で、標準HDMIかminiHDMIか、カバーの有無やスタンド式かVESA対応、そして本体素材がアルミ合金かプラスチックかの違いのようですね。

KEEPTIMEは重量からもプラスチック製、EVICIVは記載が見つからなかったけどVESA対応と重量からアルミの可能性があります。

どの製品も「明るさ」表記がないので同一のパネルが使われてる可能性もあります(笑

あと、Amazonレビューを見てると「液晶パネルが割れた」をよく見かけるので、
プラスチック筐体だと割れ易いと思うのでアルミ筐体をお勧めします。

さらに小型軽量を求めるならコチラの製品が特におすすめ。

10.5インチで1920x1280で縦長のアスペクト比3:2なので
作業がし易く、アルミ合金で頑丈、重量も249gと超軽量。
sRGB率100%広色域で明るさも高輝度450nitsでパネル性能がとても良いです。

難点は「光沢パネル」な所ですが、PDA工房から非光沢フィルムが出てるので気になる場合は貼れば良いと思います。


どれも似たり寄ったりですが、メインサイズの15.6インチの上に18.5インチと言うサイズ感があって興味をそそりましたが、

ちょっと大きい&重い高いので今回はパス😇(笑

✨絞り込み

いろいろ探してると15.6インチより気持ち大きい16インチがあるので探してるとスタイリッシュな製品があったので買ってみました。


他社との大きな違いは【4色展開】してる所でしょうか。
Veout 16インチ モバイルモニター

今回は一番シンプルなブラックを購入しましたが、筐体が金属なのでシルバーがカッコイイと思います。
レッドもかなりイカしたカラーデザインだと思います。

✨外観・付属品

パッケージはマットな質感で上品です。
Veout 16インチ モバイルモニター

本体以外は日本語にも対応した説明書と
・USB-C to USB-Cケーブル
・HDMI to miniHDMIケーブル
・USB-A to USB-Cケーブル
が封入されてます。

Veout 16インチ モバイルモニター

本体外観
Veout 16インチ モバイルモニター
どこのメーカーも同じようなデザインですがディスプレイ下部にラインが1本入ってるのが特徴的です。
他のカラーを選ぶとベゼル全体がそのカラーになるのでオシャレです。

本体左側には各種インターフェイスが並んでます。
Veout 16インチ モバイルモニター左から
・イヤホンジャック
・ボリューム&メニュー&移動
・戻る
・スピーカー
・USB-C ×2
・miniHDMI

反対側はスピーカーのみ
Veout 16インチ モバイルモニター

本体裏側にはメーカーロゴとスタンド。
Veout 16インチ モバイルモニター

スタンドはこのように無段階で調節可能
Veout 16インチ モバイルモニター
Veout 16インチ モバイルモニター

スタンドの位置的に縦置きにも対応してます。
Veout 16インチ モバイルモニター
本体はベゼルが軟質なプラスチック系素材で、本体側はアルミ合金の一体成型で頑丈、金属なので放熱効果も期待できます。

✨入力ポート類

「DisplayPort Alternate Mode」に対応したパソコンやスマホからならUSB-Cケーブル1本で映像と電源が賄え、非対応の場合はHDMIケーブルで映像を、USB-CまたはUSB-Aケーブル経由で電源を賄う感じで接続出来ます。
Veout 16インチ モバイルモニター
「パススルー」に対応してるのでACアダプター経由でモニターにUSB-C給電して、もう1つのポートからスマホやNintendoSwitchなどに接続すれば給電も可能です。

✨明るさ・画質

こちらは撮影ボックス内で照明を最低明度ディスプレイの明るさを最大にして撮影したもの。
Veout 16インチ モバイルモニター
使用壁紙はコチラ:Most Beautiful Mountain Scenery Ultra HD Wallpaper

次にこちらは撮影ボックスの照明を最大明度(3400lm)ディスプレイの明るさを最大にして撮影したもの。
Veout 16インチ モバイルモニター

屋内の明るさと言うより撮影スタジオの明るさなのでかなり眩しいですが、それでもここまで鮮明に映るので真夏の正午の屋外とかじゃない限り視野性は高いと思います。


最後にコチラは撮影ボックスの照明を消灯したもの。
Veout 16インチ モバイルモニター
パネル性能はsRGB率100%明るさ300nitsとの事で色の再現性はまずまず良好です。
明るさも300ニトは高輝度を謳う製品と比べると低いですが、必要十分な明るさがあると思います。

視野角はIPS液晶なので良好です。
Veout 16インチ モバイルモニター
Veout 16インチ モバイルモニター

メニューは日本語にも対応しており、
Veout 16インチ モバイルモニター

明るさは標準で「50」最大で「100」となります。
Veout 16インチ モバイルモニター
※上に挙げてるサンプルはすべて明るさ「100」で撮影してます。

✨画質・音質の総評

画質に関しては個人的主観になってしまいますが、添え置きの液晶モニター(24~27インチ)のIPSタイプでエントリークラスのものと同等くらいの画質は出てると思います。
Veout 16インチ モバイルモニター

ノートPC搭載のIPS液晶との比較に関してはエントリークラス製品のIPS液晶よりは画質が上で、液晶の画質を売りにしたノートPCと肩を並べるくらいの画質は有してると思います。


《参考例》
「Lenovo ThinkBook14 Gen5(エントリークラス)」より高画質で

「ASUS ZenBook 14 UX433FN(ミドルクラス)」と同等の画質でした

音質に関しては昨今のASUS ZENBOOKやLenovo Thinkシリーズのエントリークラス程度の音は出てると思います。
上でも触れた「ThinkBook14 Gen5」と同じくらいの音は出てて、Harman Kardonのスピーカーを搭載してるのを売りにしてる「ASUS ZenBook 14 UX433FN」には及ばない感じです。
音量は目の前で聞く分には十分な音量だと思います。

✨難点

唯一の難点としては液晶のアスペクト比の設定が「4:3」と「ワイド」しかなく「ドットバイドット」に対応してないため映像は1920x1200以外のソースはすべて引き延ばされてしまいます。

そのため、PS4、PS5、Switchなどのゲーム機は16:9のアスペクト比なので強制的に縦長に引き延ばされてしまいます。
ファームウェアなどで改善すればいいのですがこれは盲点でした。

また、15.6インチの1920x1080(16:9)と16インチの1920x1280(16:10)は画面の横の長さは恐らくほぼ同じなので、15.6インチより大画面とは言いにくい所がありました。

ゲーム機に接続すると画面の比率が狂ってしまいますが、パソコンで使う分には素晴らしいモバイルモニターなのでオススメですよ😉