先日Veout製のアスペクト比が16：10（1920x1200）の16インチ大画面モバイルディスプレイを購入しましたが
【レビュー】Veout製16インチのモバイルモニターを購入。大画面＆16：10のアスペクト比で使いやすい。
1920x1200以外の解像度を表示させると強制的に全画面に引き伸ばされてしまうのが解決出来ず、特に動画などを見ると上下が黒帯にならずに引き伸ばされるのが割と致命的だったので買い替える事に。
デジタル放送になってからの番組は昔の4:3のアスペクト比から16:9のアスペクト比になってます。
16：10のアスペクト比のモニターで強制全画面になると、右のようになります（笑
普通こういうモニターには「ドット バイ ドット（等倍表示またはアスペクト比を維持して拡大）」の設定があるハズなんですが、何も無かった😇
…と言うわけで買い替え候補ですが、Amazonの売れ筋は「15.6インチ」ですが、前回購入した「16インチ用モバイルモニター用ケース」を買ってますが、本来は「ARZOPA製16インチのモバイルモニター」用に作られてるのでそのメーカーの商品をチェック。
モバイルモニター用のソフトケースを購入。16インチは選択肢が少ない
16インチは3機種ラインナップされており、
ARZOPA モバイルモニター 16.1インチ 
1つ目は高画質（広色域）なフルHDモデル。
2つ目は高フレッシュレートなゲーミング仕様なフルHDモデル。
3つ目は1つ目と同じ高画質（広色域）で2.5K解像度2560x1600なモデル。
FPSなどのゲームをする訳でもないし、高解像度で作業をする訳でもないので一番コスパの良い1つ目を購入・買い替えました。
箱がVeout製とあまり変わらない。
内容物
USB-C to USB-C、USB-C to USB-A、HDMI to micro HDMIケーブルとマニュアル類。
ケーブル止めが付いてるのが地味にポイント高い。
外観
モバイルモニター本体
左側面
左から入力切替、選択キー、メニュー表示、スピーカー、microHDMI、USB-Cポート×2
本体の厚みを1mm厚くしてでもmicroHDMIではなく標準HDMIだったら最高だったと思う。
右側面はスピーカーのみ
背面
左手側に金属製のキックスタンドがあります。
一番下まで穴が開いてるのでVeout製より手に引っ掛けやすい。
横置き
縦置き
キックスタンドがある代わりにVESAマウント穴がないです。
■Veout製（16:10）とARZOPA製（16:9）比較
正面から
横から
ARZOPA製の方が縦に短く横に長め。
サイズ感としては売れ筋の15.6インチとあまり変わらないのでは？と思う。
■画質
撮影ブース内で照明を《最小》で焚いた状態。
照明を《最大》で焚いた状態。
照明を《消灯》した状態。
想像以上に高画質です。
真横から
真下から
左右がバックライト漏れしてますが真下から見る事はあまり無いでしょう。
■設定
設定メニューは英語ですが、
「OSD SETTING」から「日本語」を選択すれば
日本語になります。
一番上の項目「明るさ」で「エコ」の部分で画質（色味）を変更出来ます。
スタンダード、テキスト、ゲーム、映画、DispLatency、PCMが選べますが、スタンダード以外を選ぶと輝度、コントラストシャープネスが固定になるので他を選択する前に輝度などは先に調節した方が良いカモ。
「＋－」ボタンで「輝度」か「ボリューム」を変更出来ます。
「入力切替」を長押ししてから「＋－」で「輝度」、「OSD」を長押ししてから「＋－」でボリュームのようです。
■Veout製（16:10）とARZOPA製（16:9）の画質比較
上がARZOPA、下がVeoutです。
真上から照明の点灯と消灯。
※撮影ボックスの都合上、照明の映り込みはご容赦下さい。
画質としては「言われないと違いは判らないレベル」だと思います。
これ、ブランド違うけど同じ工場で作られなないか？疑惑まである（笑
Veout製のレビューでも書きましたが、エントリークラスのIPS液晶ノートPCよりは高画質で、画質を売りにしたノートPCと同等の画質は出てます。
市販の24型以上のメーカー品ディスプレイの普及価格帯くらいの画質は出てると思います。
音質に関してはこの薄さなので音楽を聴く用途には向いてませんが必要最低限の音は出てると思います。
■総評
どちらの液晶も「全画面強制拡大」されるのでコンテンツを見るならば「16：9」のARZOPA製の方が都合が良かったです。
Veout製もWindows側で意図的に1920x1080設定にすれば上下黒帯に出来ますが、アプリケーションによってはフルスクリーンにする際に全画面＝強制拡大になるのでなかなか難しいです。
ゲーム機やDVD・Blu-rayを接続した際は強制拡大されてしまうのでなかなかしんどかった（笑
と言う訳でモバイルディスプレイ買うならアスペクト比が16:9のものか、ドットバイドットに対応している機種が望ましいかと思います。
また、安価なモバイルディスプレイは恐らくドットバイドットに対応した機種は無いんじゃないかなと思います。
あと、16インチモバイルモニター専用のソフトケースですが、
モバイルモニター用のソフトケースを購入。16インチは選択肢が少ない
ARZOPA製なのでジャストフィットでした（笑
この価格でこれだけ高画質なら特に不満はないですね。
他のメーカーの15.6型だと「保護カバー兼スタンド」が付属してる事が多いので
ソフトケースが別売りの本機種は割高感が否めないですが、高いsRGB率で高画質かつサイズアップした液晶画面は迫力があるので良いと思いますよ。（少なくとも一番売れてるKEEPTIME製はsRGB率の記載がないので画質は結構下だと思います）
⬇購入先⬇
※購入時（2025年春）は「sRGB率123％」表記だったけど本記事公開時（2025年秋）に再確認したら「sRGB率100％」に変わってたので元々の表記が誤植だったか、シレっとパネル変更してるカモｗ ただ、本機種の画質は良かったのでそこまで気にする事ではないかなと思います（笑
