※この記事は前半が「amadana USB-DAC内蔵スピーカー」のレビューですが、後半は「USBスピーカーのオススメ」を分かり易く紹介してます。
1年近く前の話になりますが、Twitterで「“amadanaの高出力 USBスピーカー PS-233”が激安」と言う情報が流れて来て、思わず飛びつきました(笑
製品情報|amadana|USBスピーカー PS-233
オシャレ。
バスレブ(パッシブラジエータ)があります。
左右のスピーカーをつなぐミニプラグと、miniUSBケーブル(発売時期が古いのでmicroUSBではない)
大昔、SOTECとKENWOODが共同開発したコンポパソコン「AFiNA」のコンポ部分「VH-7PC」が1万円で売られて2chが祭りになったのをちょっと思い出しました(笑
ケンウッド製のミニコンポがこの価格?ケンウッド/ソーテックの協業製品「ソーテック VH-7PC」|impress|AV Watch
とても優秀な機種だったけど、片方のスピーカーが鳴らなくなって壊れていくんですよね…。
VH-7PCを分解してハンダ補修 | MacFeeling Blog
この記事↑↑↑を当時見てればもっと長持ちしてたかも…(´;ω;`)
思い出に浸るのはこの辺にして、
最近よくあるUSBスピーカーと言うのは「ステレオミニプラグ」から音を拾い「USBポート」から電力を得て鳴らす製品が多いですが、この製品はれっきとした「USBオーディオ(USB-DAC)」なので、パソコンやUSBオーディオに対応している機器(PS4とか)に挿すとUSBケーブル1本(バスパワー)でスピーカーから音が出ます。(USB音源が内蔵されててUSBから電力を貰い音を鳴らします)
しかし「USBスピーカー」と言うのはバスパワーの電力から鳴らすのでせいぜい2~3W程度の出力しか出ません。
このスピーカーでは、キャパシター(コンデンサ)が内蔵されてて、USBから一度キャパシターへ電力を貯めてから音を出力するので20w(10w+10w)の出力が可能になっています。
“SCDS(Super Charged Drive System)”
※画像出典:https://www.olasonic.jp/speaker/
この仕組みを考案したのがSONYのオーディオ部門に居た人たちが独立して起こした「Olasonic」と言うブランドで、この「amadana PS-233」は実はその「Olasonic TW-S7」のOEM品なのです><
情報源:https://twitter.com/kawanyo/status/1136455052355227649
https://tiiduka.blogspot.com/2014/02/amadana-usb-ps-233ntt-wdpf-702meusb.html
必読!PCスピーカーに“革命”起こした、元ソニーのピュアオーディオ屋
SONYのオーディオ部門に居た人たちだからこそ、音質にもこだわりがあり、かなり上品な音を奏でてくれます。
「amadana PS-233」内部。
東和電子の文字が入ったスピーカー
電源回路
奥には電気を貯めておく巨大なキャパシター
当時、上のアスキーの記事を読んだ時、とても興味を持って すぐ欲しくなったんだけど(USBバスパワースピーカー大好きおじさんなので…)、この『プラスチッキーな たまご型スピーカー』が個人的にあまり好きになれず購入を躊躇してたので(最新モデルはオシャレになってます)「amadana PS-233」の特価販売は即ポチ案件でした(笑
アルミフレームでオシャレな分、定価が16,500+税でかなり高価でしたが、昨年タイミングよく超特価で買え、現在はYahooや楽天で7000~10000円くらいでまだ売られてるみたいですね。
原型となったOEM元の「Olasonic TW-S7」はAmazonやヨドバシで6000円弱なので(2020年春現在)「同じ音質で入手のしやすさ」ならこちらでしょう(笑
オシャレになってハイレゾ対応の「TW-S9」や、Bluetoothに対応した「IA-E55BT」が最新モデルのようです。
また、同じように「コンデンサ内に電気を貯めておく方式」で安価なものだと、エレコム製のコチラがありますが、
この機種は音は大きいけど音楽を聴くというより、音楽を流す・テレビを聞く感覚のスピーカーでした。(数年前に購入したけどレビュー忘れてましたw)
※2020年春現在、1200円~1500円くらいで販売されてるので値段を考えればコスパはかなりのものです。
そして「大音量」と「高音質」に「デザイン」と「価格」をうまく融合させたのがコチラで、
値段・音量・音質共にバランスが良いと思います。
USBバスパワーのみ(コンデンサで大音量にならない)モデルならロジクールの「Z120BW」が安価なので人気のようです。※こちらはUSB-DACではなく、冒頭で触れた「ステレオミニプラグ接続の、USBポートから給電するタイプです。
同じくUSBバスパワー給電でステレオミニプラグから音声を入力するタイプですが、クリエイティブの機種が高音質で人気のようです。
※2020年春現在、2000円弱で販売されてて、上の「Logicool Z120BW」よりオシャレで高音質なようです。
そして上記モデルを「大容量USB」に対応させたモデルが2019年秋に出たようで、5V 2A出力以上に対応したUSB-ACアダプターなどを利用することにより8w出力(ピーク時16w)もの大音量を実現してるモデルです。インターフェイスはUSB-Cですが、普通のUSB-Aに変換するアダプターも同梱されてます。
※2020年春現在、コチラは3000円弱で販売されてますね。
そして最後にこちらが本命。
スピーカーの老舗『JBL』製でとても人気のモデルです。
キャパシターは内臓されてないものの、それなりに大きな音が出るようで、高音質USB-DACを内蔵しており、デザインも良いので大変人気のモデルです。
「amadana PS-233」買ってなかったら間違いなくコチラを買ってたと思う(笑
今回購入した「amadana PS-233」は本体にボリュームボタンがないので「Windowsの音量バー」からしか音量調節できないので勝手が悪いですが、上に挙げたモデルはだいたいが「ボリュームつまみ」などが付いてて調整ができます。
「USBバスパワースピーカー」、1つあるといろんなものに接続できるのでオススメですよヽ( ^ω^)ノ
例えばPlayStation3、PlayStation4、Nintendo Switch のUSBポートに接続すればそのまま音が出せ、音量調節も出来るのでいろいろ捗ると思います!
※Nintendo Switchは「USB-C to USB-A」変換ケーブルが必要。
※未確認ですがiPhoneのLightning変換ケーブル経由でも接続して音が出ると思います。
※パソコン以外での使用で不安な場合は「ステレオミニプラグ接続/USB給電」タイプを購入下さい。液晶テレビはUSBポートを有してるのでステレオミニ接続のUSB給電で外部スピーカーに出来たりします。
最後にまとめ。
※スマホは表を左右にスクロール出来ます。
※製品型番はまた画像をタップするとAmazonのページにジャンプします。
型番 | Olasonic TW-S7 |
Olasonic TW-S9T |
サンワサプライ MM-SPU9BK |
ELECOM MS-P08USBBK |
JBL Pebbles |
Logicool Z120BW |
Creative Pebble |
Creative Pebble V2 |
画像 | ||||||||
音声入力 | USB-DAC | ステレオミニプラグ | ||||||
最大出力 | 20W (10W+10W) |
25W (12.5w+12.5w) |
25.6W (12.8W+12.8W) |
5W (2.5W+2.5W) |
2.5W (1.25W+1.25W) |
1.2W (0.6W+0.6W) |
4.4W (2.2W+2.2W) |
8W (4W+4W) 最大瞬間16W |
形式 | USB/キャパシター | USBバスパワー | USBバスパワー ※要5V 2A |
|||||
周波数特性 | 60Hz-20KHz | 45Hz-50KHz | 85Hz-20KHz | 180Hz-20KHz | 70-20KHz | 140Hz-18KHz | 50Hz-20kHz | 100Hz-17KHz |
価格 | 6,000円弱 | 12,000円強 | 5,000円前後 | 1,200円弱 | 4,500円前後 | 1,300円前後 | 2,000円弱 | 3,000円弱 |
※周波数特性は『Hz』が低いほど、『KHz』が高いほど音が良いです。
※価格は2020年春時点のものです。
※表に誤りがありましたらご指摘下さい。
購入は(σ`・ω・)σ こちら!!
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