お花見やイベントでたまにお会いするフォロワーさんとレトロゲームの話になって、PCエンジンからのPC-FXの話になった際に「廃棄しようと思ってる筐体がある」と言うので譲って頂きました😆
実際に届いて思ったのは、
出土品のような外観\(^o^)/
コントローラーとバックアップメモリも頂きましたが、なかなかの年季っぷり。
本体もコントローラーも全バラしして、プラスチック部分は全て洗剤で水洗い。
基盤もアルコールで洗浄。
筐体の黄ばみが激しいのでワイドハイターで漂白をしたいけど、もう少し太陽が燦々と出てる時期の方が効率が良いので(現在:春~梅雨)今回は筐体のヨゴレ落としのみで組み直し。
ちょっとだけ黄ばみが取れたような気がします(笑
元から所有していたFXとの比較。

頂き物のFX、思ったより黄ばんでた(笑
コントローラーはクレンザーを薄めて軽く研磨したので多少マシになってます。
(あまりゴシゴシすると印刷が消えるので)

なお、バックアップメモリに関しては電池の液漏れ跡が酷く、完全に死んでました😭
水洗いする前にチェックしましたが、本体をテレビと接続して電源を入れた所、予想通り基盤は生きてて正常、CDドライブが「CDを認識しない」状態でした。
これに関しては当時の「CD-ROMゲーム機」はレーザー出力を調整するツマミが基板上にある事が多く、出力を調節する事で蘇る事が多いのでそれに賭けてみる事にしました。
<参考>
・PC-FX本体 洗浄&メンテナンス | HELLO WORLD ~story of the games wind~
・PC-FX分解整備
・PC-FX3号機を調整してみる: 昭和臭の四畳半
・【修理】読み込み不良故障のNEC PC-FX 分解・修理方法【ジャンク】 - YouTube
PC-FXはCD-ROMユニットの下の基盤がこのようになってて、
各ツマミはこのような感じになってます。
上段がディスクの読み込み速度調整で、下段はピックアップ関係になってます。
まずは基準となる箇所としてツマミに赤マジックで印を付けておきます。
(付けておかないと元の位置に戻せなくなってしまうので必ず付けて置いて下さい)
ツマミ調節はオープニングムービーが再生されるゲームだとやり易いので「バトルヒート」などがお勧めです。
ディスクの読込速度調整(VR101)は中央あたりで正常に動作します。
右に振り切ると回転せず、左に振り切ると暴走します。
中央よりやや左から徐々に下げて行き、電源を入れて「PC-FXのディスクです」がスムーズに表示される辺りに微調整しておくと良い塩梅になると思います。
一番右(VR102)がピックアップレンズのピント微調整のようで、こちらも概ね中央辺りで正常に動作します。
読み込み時にピックアップレンズは自動でピント調整のために上下に動きますが、ツマミを左右に大きめに振ると「カッカッ」と音を立ててピントが合わない状態を示してくれるので、そのような音が出ない所に合わせて置きます(基本的には中央より左右何れかに少し振る感じです)
レーザー出力調整は基本的には白いツマミ中央(VR103)のみで行い、他は(重度でない限り)弄る必要はないと思います。
(ネット上では「青いツマミは触れなくて良い」とよく書かれてます)
ディスクの回転速度ツマミ同様に「反時計回り」で増幅されるので、白いツマミの中央(VR103)を半時計方向に1mmほど傾ければ軽度なら改善されると思います。
ただし、経年劣化や酷使した環境の場合はこの程度では改善されないので(本機は全く改善しませんでした)ほかのツマミ(VR104・VR105)と合わせて調節していきます。
本機では1つを、2つを、3つを最大にしてもあまり良い結果にならず、途方にくれましたが、「PC-FX 読み込み不良」などで検索をしていたら同じ症状の方が出て来て、
PC-FXの読み込み不良、本体横倒しで改善した。これぞまさに平成のCD-ROMゲーム機よ。 pic.twitter.com/ovMgS3dqup
— ヒイロ・百合@しぃ (@hiro_game) 2021年10月8日
まさか古の「初代プレイステーションを逆さまや縦、斜めに置くと読み込む」のと同じやり方で読み込むと言う知見を得ました(笑
本機でも試した所、正面や背面を下にしたり横置きにするのはあまり効果が無く、
逆さまにするのが効果的でした(笑
ツマミを試行錯誤した結果、ピックアップレンズは水平、ドライブの読込速度は-45度、レーザーの出力は全て最大(-90度以上)の状態でスムーズに読み込むようになりました!
レーザーはいろんなパターンで試しましたが3つとも同じ出力で動かすのが一番反応が良かったです。
(ただし先人の方々曰く「レーザーの出力を上げ過ぎるとピックアップのICチップが壊れる」と言われてるので(最大出力は)自己責任で)
調節の試行錯誤にバトルヒートのOPを延々と流しては止めて調整の繰り返しで2時間以上やってました(;´Д`)。
ただし、ドライブの経年劣化が進んでいるのか、バトルヒートのOPも後半になると途中で止まったりしてしまうので、完全には再生出来ない感じでした。
ゲーム対戦でもキャラクターによってはムービーがスムーズに再生されず、カク付くのでかなりストレスを感じます。
そんな中でも勝ち進んでいよいよエンディングと言う所で読み込みが進まなくなり、スタッフロールを拝めませんでした(笑
と言う事でPC-FXは残念ながら修理出来ず(´・ω・`)
なお、PC-FXのピックアップレンズは「HOP-E1」と言う型番で、AmazonやAliExpressで入手可能なので交換する事が可能です。
なので、動いたらラッキーくらいの感覚で最後の神頼みとしてお試し下さい。
現状、コントローラー以外は全滅だったので、ピックアップレンズ買っていつか治したい🫠
ちなみに元から所有していたPC-FX(正常動作品)のツマミはこんな感じ。

ちゃんと工場で調節されてるのね🧐
⬇購入先⬇


