我が家では以前、世代の違う高画質A3機の「PIXUS iP8730」とA4複合機の「PIXUS TS6030」を使用してて、前者が「BCI-351」、後者が「BCI-371」と言う事で2機種分のインクを用意しなくてはならず、互換インクを使用しててもコスト面でやや不憫に感じてました。
ある時、試しに「BCI-351」のカートリッジにインクを詰め替える時、「BCI-371」のインクを詰めてみたら全く問題なく印刷でき、印字品質も純正や互換と大差ない品質でしたので、型番が異なっても中身のインクは同一であろうと言う結論になりました(笑
それからはずっと「詰め替えインク」に関しては入手性の良い方を購入してまして、今現在は「PIXUS TS6030(BCI-371)」は壊れてお役御免になったのもあり、「BCI-351」の詰め替えインクを買って来れば良いのですが、ずっと品切れの状態がしばらく続いてたので今回は「BCI-381」の詰め替えインクを買って来ました。

エレコム 詰め替え インク Canon BCI-380+381対応 5色セット(4回分) THC-381380SET4
「カラー3色+モノクロ2色」のセットと「グレー」を別売で購入。


いつも通り詰め替えて品質も問題なく印刷出来ます。
前の記事でも書きましたが、インクジェットプリンタの「詰め替えインク」を使う際は互換インクの「カートリッジ」と交互に使うと印字品質が長持ち。
「BCI-381」以降の機種ではインクに搭載されてるICチップが再利用できないものに替えられてるので「インクリセッター」が使えなくなりました。
日本メーカーがインクリセッターを発売してる機種は「BCI-351」タイプのみで、それ以降は中国の謎メーカー製が多いので入手のし易さは下がります。
リセッターを未使用・未対応の機種だと「詰め替え」を行った際に残量検知をしなくなるので大量印刷をした後や久々に印刷をする度に念のために詰め替える必要があるのでちょっと面倒です。(真冬はインクが乾燥で気化するので減りが早くなります)
また、インクは生モノなので「詰め替えボトル」は目安として1年程度で買い替えるのを推奨します。
あまり印刷しない環境で2年くらい同じボトルを使用してるとインクの品質が悪くなり印刷品質低下やヘドロの原因にもなるのでヘッドの目詰まりの原因にもなります。
なので、詰め替えボトル(4~5回分)がなくなるか、1年ごとに「互換インク」を間に挟むようにしてます。
(インクカートリッジ内に古いインクが残ってるので定期的に買い替えないと新しいインクを補充しても傷むのが早くなります)
万が一、ヘッドが詰まったらコチラの方法でメンテナンスをしてみて下さい。
インクジェットプリンターの「インク詰まり」を解消する方法
コチラに書いてありますが日本の有名メーカーじゃない「詰め替えインク」はヘッド詰まりの原因になるので絶対に使わない方が賢明です。(中華メーカー製は品質がピンキリなので避けた方が良い)
野良インクを使って詰まらすとこのようになります。
プリンターのインクが詰まって故障したので「プリントヘッド」を買い替えてみた。
…と言う訳で「詰め替えインク」の中身は互換性があるので「BCI-351、BCI-361、BCI-371、BCI-381」いずれの互換インクでもお手持ちの機種に詰め替え可能と思われます。(最新の「N21」は未確認)
この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。

