先週の記事で「Lenovo製スリムPCの冷却ファンの騒音値」を紹介しましたが、
その記事で使用した騒音計のレビューです(挨拶
元々は近隣住民の騒音トラブルで、その音を録音・数値化するために騒音計を購入しましたが、
昨年からあまり調子が良くないので今回、買い替えた次第です。
今回購入したモデルは「Amazonで“騒音計”の売れ筋ランキング」で上位に常に居る機種にしました(*´∀`)ゞ
最近の機種は2000円前後で買えてしまう事に驚きを隠せない(笑
箱はシンプル。
中身は騒音計本体とマイクスポンジ、サンプル電池。
本体。
中央に電源とバックライトのスイッチ、左右に最大/最小と数値固定のボタンがあります。
裏面にはカメラ用の三脚穴があるのでスタンドを用意すれば固定出来るので便利です。
中央の電源を入れた後でもう一度押すとバックライトが光ります。
もう一度押すとバックライトが消灯、長押しで電源オフです。
10分経つと勝手に電源が切れる仕様です。
実際に三脚を使用した例
性能としては、測定範囲が30db~130dBA、精度誤差が±1.5dB、分解能は0.1dBとの事で、どの製品を買っても同じ仕様なので、中身同じなんじゃないかと思うレベルです(笑
あと30db以下の静音環境は計れないです。30db以下は業務用の製品が必要ですね。
大きさ比較。
500mlペットボトルと比較してもかなりコンパクトです。
壊れてしまった騒音計と比較。
かなりコンパクトになりました。
前の機種では「microSDに記録」する機能があり便利かと思ったら、録音してくれるわけではなく、時間と騒音値をテキストで保存するだけだったので割と物足りなかったです(笑
今回の機種はコンパクトで軽量、数字もデカくて認識しやすく、文句の付け所はあまりないのですが、唯一不満点としては、前の機種では「レベルメーター」が付いてて
音が大きくなったのが直感的に分かりましたが、それがないのがちょっと不満点かな(笑
騒音トラブルなどで記録する場合のアドバイス
最近は「スマホのアプリの騒音計」なんてのもありますが、スマホによってマイク性能が異なるので目安としては良いですが、相手に言い訳を作らせてしまいます。
「騒音計」は専用機なので、多少の誤差はあるものの(±1.5dB)管理会社や警察に提示する証拠としては強いと思います。
測定時ですが「家にある音の出るもの」を全て止めて下さい。
忘れがちなのが以下のようなモノです。
・エアコン、扇風機
・空気清浄機・加湿器
・換気扇(風呂トイレ含む)
・冷蔵庫(コンセントを抜く)
・パソコンなど冷却ファンが回るもの
準備が出来たら息をひそめて、スマホスタンドなどで固定し「動画モード」で「騒音計」を撮りましょう。
また、出来れば「電波時計」も一緒に撮ると証拠としてさらに強くなると思います。
そんな訳で騒音トラブル以外にもパソコンの冷却ファンの音を計ってみたり、楽器の室内練習時の音がどれくらい漏れてるかなどを計るのにも便利なので、いろんな用途で役立つと思いますよヽ( ^ω^)ノ
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