先日購入したLogitec製HDDケース「LHR-4BNHEU3」、
通常使用では「そこまで気にならない程度の静音」ではありますが、これを大風量かつ超静音にしたいので、その備忘録を書いておきます。
ファンの交換
まず、購入してくるのは、敢えて「超高速・爆風ファン」をセレクトします。
AINEX OMEGA TYPHOON 120mm 高速タイプ CFZ-120RA
と言うのもこのファン、「USB-FAN」ケーブルで繋ぐと「超静音ファン」になるので「1速」の時にそれに近い静音を実現できます。
日本製Duroベアリングで長寿命・低騒音を実現し、ゴルフボール風の無数の窪み(ディンプル形状)が空気抵抗を減らし乱流を低減・静音にするそうです。
ファンフィルター
次に吸気用のファンフィルターを購入しました。
SilverStone ファンフィルター 120mm SST-FF121B-3PK
1枚で良いんだけど3枚入りしか売ってないんですよ(´・ω・`)
(追記:Amazonで単品販売を確認)
変換ケーブル
そしてファンのコネクタを「3ピンから2ピンに変換」するケーブルを購入。
どちらでもOKです。
Amazonレビューの人たちは「元のファンの2ピンコネクタを切り取って購入して来たファンにハンダで移植」してる人が多いですが、この変換ケーブルそんなに高くないので買うのをお勧めします(笑
ファンの取り外し
既存のファンを取り外します。「YOUNG LIN TECH CO.,LTD. MODEL:DFC802012H DC12V 2.8W」が搭載されてました。
この付属ファン、
ケースから取り外して起動すると驚くほど静音です。
やはりケースの構造上の問題で音が響いてたんですね(笑
つまり排気にファンを付けると、静音が期待できません。
ファンは2ピンケーブル接続なので既製品の「ケースファン」はそのまま接続できません。
ちなみに既存のファンを取り付けていた場所のネジはとても長いので「ファン拡張アダプター」が取り付け可能です。
ただ、先にも書いた通り排気にファンを付けると音が響きやすいので推奨しません。
「チップファン用電源変換ケーブル」で2ピンと3ピンを変換
基板上の2ピンスロットですが、上下間隔が結構あり、ピンがあるのは「上側」です。
普通に挿し込もうとすると「下側」に挿してしまうので電源を入れても無反応で小一時間悩みました(笑
2ピン3ピン変換したケーブルを12cmファンのコネクタに接続し、
本体内部を経由してフロント側に持って行きます。
こんな感じでスッポリです(笑
Amazonレビューの人たちが言った通りだw
ネジ穴があればLogitecの設計者は表彰モノでしたが残念ながらネジ穴は存在しませんので、とりあえず養生テープで仮止め。
100均に売ってる「お弁当箱を留めるゴムバンド(布製で伸びてマジックテープで固定できるヤツ)」を使えば固定できますが、
私が買って来たものは1つだと長さが足りず、2つ連結すると今度はブカブカでした(笑
ちょどいい長さのが買えれば良いですが、吸気側をゴムで若干塞いでしまうのが心残り(´・ω・`)
そこで「キャリーカートや自転車の後部に括り付けるゴム(バンジーコード)の短いのないかな?」と検索したら、ありました(笑
ユタカメイク ゴム バンジーコード BC-5412(5mm×400mm 黒)
そんなに高くないので40cmと60cmを買いましたが40cmが丁度良かったです。
フックはファンのネジ穴にねじ込めます。
\ 完 成 /
ファンフィルター、ちょっとダサいかもね(笑
そして最後にお待ちかね、実際の稼働音です。
元々のファンはコチラ。
Logitec製《4 in 1 HDD ケース LHR-4BNHEU3》標準ファンの騒音値
自動>1速>2速>3速(部屋32db、1速48db、2速53db、3速60db)
そして交換したファンの音。
Logitec製《4 in 1 HDD ケース LHR-4BNHEU3》標準ファンを取り外して吸気に「OMEGA TYPHOON CFZ-120RA」を搭載した場合の騒音値
自動>1速>2速>3速(部屋32db、1速37db、2速44db、3速52db)
かなり静音になりましたね><
今回は「大風量&超静音」コンセプトなのでこのファンを選んでますが、光モノがお好きでしたらレインボーファンなどを付ければ気分もアガると思います。
最終的にファンの交換が必要(だと私は思ってる)ですが、静音で良く冷え、安定動作する4台搭載可能なUSB3接続のHDDケース、とても便利なのでオススメです!><
PS,
ちゃんと冷えて安定動作する複数台搭載可能なケースって実はなかなか無いんですよ(´・ω・`)
その辺のグチはこちらに書いてますw