我が家では近隣トラブルが以前あったので玄関に監視カメラを付けてますが、
購入して1~2か月でバッテリーが膨らみ、
危ないので内蔵バッテリーを抜いてUSB電源のみ+USBファンで送風しながら運用してて、特に問題なく数年稼働してますが、
今年の春くらいから、ソフトウェアの不都合なのかカメラの故障なのか分かりませんが、外出先からカメラへアクセスが出来なくなり、ほんの少しだけ不便に。
でも、自宅内では普通にカメラにアクセス出来るし特に気にせず運用してました。
でもさすがに買い替えようかなと思いAmazonの防犯小型カメラのランキングをチェックしてみて、
Amazon.co.jp 売れ筋ランキング:超小型カメラ
順当に選べば前に買ったFREDI製の新しいものなのですが、
今回はボタンサイズの極小カメラが気になったので試しに買ってみました
幾つかのメーカーからこの手の「ボタンサイズ極小カメラ」は出てますが、この機種を選んだのは、
Amazonランニング上位(2020夏現在)と言うのもありますが、
「ユニットとバッテリーが別々」なので、発熱でバッテリーが膨らむのを防げるのではと思ったのが決め手です。(現在稼働中のFREDI製が熱でバッテリー膨らんでますしねw)
全長はこれくらい。
ユニットは55x25x8mmでユニットとカメラを結ぶケーブルは約130mm。
ケーブルの厚さはAmazonレビューに「コピー用紙2枚くらい」とあって、
まさかそんな…と思ったらその通りでビックリしました(笑
玄関ドアの上から養生テープで固定すれば外が映し出せそうですね。
ユニットには、カメラケーブル、バッテリーケーブル、アンテナケーブルが伸びてるほかに、電源スイッチ、リセットスイッチ、microUSBポート、microSDスロットがあります。
カメラは縦横8mm、奥行6mmと言った所です。
microSDカードと比較。
付属のフェイクボタンを使うと衣服に装着できますが、これ全く気づけませんね…(怖
ユニットを分解してみました。
バッテリーとアンテナだけ手作業で半田付けされた感が好き(笑
《説明書》
付属の説明書は「カラーコピー」でした。
スキャンしたものをここに置いておきます。
取説にあるQRコードをスキャンするとココに飛ばされ、
https://active.clewm.net/FY7wNG?qrurl=https://c3.clewm.net/FY7wNG>ype=1&key=72c0315ae3095458596912aa2885d05f9d4d78b990
iOSとAndroidのアプリのページへのリンクがあります。
https://apps.apple.com/cn/app/id1441863806
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.joyhonest.hicamera
今回はスマホではなく「Amazon kindle Fire 7 タブレット」に入れてみました。
Amazonのタブレット「Fire HD 10」購入レビュー。GooglePlayインストールでAndroidアプリが動く。
Amazonのタブレットは定期的にセールをやってて、7型は4000円以下で入手できるので、こう言った用途には向いてると思います(笑
(そのままではGooglePlayのアプリは入れられません、こちらを参考にGooglePlayを導入して下さい)
アプリ解説
Android版アプリのページ
まず、カメラの電源を入れてスタンバイ状態になるのを待ちます。
次にスマホ・タブレットのWiFi接続設定を開き「JHCamera_******」に接続します。
アプリをタップして起動します。
起動時にユーザー登録を勧められますが、右下の「登録せずにログイン」で飛ばせます。
新規画面ではデバイスが見つかりません。右上の「+」で接続方法を選択します。
接続方法選択画面。今回は一番下の「P2P接続」でスマホ・タブレットとカメラを直接接続します。
※ここで繋がらない場合はスマホ・タブレットのWiFi接続が「JHCamera_******」に接続されてないので再接続して下さい。
カメラの画面が表示されました
カメラは電源を入れてスタンバイになった時点で常時録画されてます。
アイコンは上段は左から①左右反転、②上下反転、③動態検知(だと思う)、④暗視(本機には搭載されてない)、⑤スマホ内に保存されてる動画・画像閲覧、⑥フルスクリーン。
下段は左から①アプリで録画、②アプリでスクショ、③スマホで喋るとカメラ側に音声が伝わる(だと思う)、④カメラの音をスマホでも流す、⑤SDカード内 ⑥設定。
設定ビューの右上にある480p、640p、720p、1080pを選ぶと解像度が変わるようですが、「480p、640p、720p」はどれも「アプリスクショ」では640x360で、若干画質が良くなるのでビットレートの違い。
「1080p」は1280x720なので1920x1080とは一体…w
クリックorタップで原寸表示(再圧縮なしのオリジナルのアプリスクショです)
左:480p 右:640p
左:720p 右:1080p
尚、カメラ内録画はここの項目を変更しても常時「1280x720」で録画されるっぽいので1080pとは一体…と言った感じです(笑
設定画面
カメラの上下左右反転やカメラの時間調整などもアプリ側から行えます。
録画モード詳細
常時録画かスケジュール録画を選べます。
録画音声はここの項目が有効になってなと無音で録画されるようです。
「アプリで録画」ですが、アプリ内の「スマホタブレットで録画スクショ」したものを見れる所のサムネイルが壊れてます。
実際の動画も壊れてます(笑
こちらは動画版
「アプリスクショ」はサムネイルちゃんと出ます。
次にビュー右下の「TFアイコン」の「カメラ内動画」をアプリで再生する機能ですが、日付ごとのフォルダにアクセスできます。
その中に録画時刻でソートされたファイル一覧が出ますが、
サムネイルはありません(笑
実際の映像(再圧縮なしでそのまま投稿)
先日買い替えたコンデジと同じタイミングで山手線の上野~御徒町間を撮影してみました。
スパイカメラなのに全然スパイじゃない用途なので参考になるのか分かりませんが(笑
録画されたデータの仕様です。
映像コーデック:H.264/AVC
映像FourCC/Code:H.264
サイズ:1280x720
ビットレート:1218Kbps
フレームレート:20fps
音声コーデック:PCMモノラル
サンプルレート:8KHz
ビットレート:128kbps
動画はH264なんだけど音声がPCMなのでAVIコンテナな感じですかね。
見ての通り、映像としては1920以前に720も出てなく640も正直あやしいです。
480iを引き延ばしたクオリティです。
ただ、「極小ボタン」サイズなので「何かの証拠を記録する用途」としてはアリなので、使い方次第ではとても良い製品だと思います。
尚、録画ファイルは10分おきに録画を区切られ、1ファイル辺り100MBくらい。
途中で電源を落とすと拡張子がaviではなく「part」と言う拡張子のファイルがSDカードに残りますが、拡張子をaviに替えると再生できます。
(※次に電源を入れた際にフッターを作成してaviに書き換えられるっぽいです)
付属のバッテリーは2200mAhの大容量で6~7時間の連続録画が出来ると謳われており、実際にそれに近い時間が録画可能です。
ただ個人的にはバッテリー最初から無くて良いので(USB経由でモバイルバッテリーで良いし)カメラの質を上げるべきかなと。
本体は起動して数分で温かくなり、10分もするとそれなりに熱くなります。
付属バッテリーは冷たいので、他社の「本体+バッテリー一体型」は やはり熱でバッテリー膨れちゃいそうですね(笑
安定運用するなら本体のチップの上にヒートシンク乗せたらいいカモです。
こちらの記事で実例
CFD製SSD「CG3VW」を「Lenovo ThinkCentre M75q-1 Tiny」でベンチマークレビュー。
《最後に》
今回は「アプリ経由で録画するとファイルが壊れてる」のが仕様なのか不良品なのか分かりませんが、不良品な気がするので返品しました(´・ω・`)
この手の「極小カメラ」はレビューが業者で埋め尽くされてるし売れ筋ランキングも架空売上で上位に出来ちゃうので、何も信じられません(ノ∀`)
また落ち着いたら代替機種を選んで買い替えようと思います。