かわにょぶろぐ

ガジェットとフィギュア中心のレビューブログです。(2014年末より以前の記事は他のSNSで書いてたものを手動で書き写してます🤤)

安くて人気のLexar製『microSDXCカード』の『512GB』を購入してみた。


以前、安くて人気のLexar製 microSDXCの256GBを購入しましたが、

安くて人気のLexar製『microSDXCカード』を購入してみた。

Kindleで漫画買い過ぎて容量が不安なので、新たに512GBを買って来ました。
Lexar microSDXC 512GB

Lexar microSDXC 512GB

前記事にも書きましたがこの「レキサー」と言うメーカー、昔はフラッシュメモリの老舗として親しまれてましたが親会社MicronがLexarブランドをLongsysに売却したため暫く見なくなってましたが、数年前に復活した感じです。

市場から消えたLexar、いよいよ日本の売場で復活か|Impress Watch
しかしこんな小さいチップに512GBが入るとか未来じゅら^~
Lexar microSDXC 512GB

さて、肝心のベンチマークですが、このような結果に。Lexar microSDXC 512GB

読込はコチラを利用。

Sandisk製の超小型&高速なmicroSD専用リーダー「Mobile Mate」レビュー
シーケンシャルで読込96MB/s、書込84MB/s出てるのでかなり速いですね!
256GBと比べると読込が若干速くなり(86MB/s→96MB/s)、
書込は倍以上速く(30MB/s→84MB/s)なってます。

読み込みはほぼ100MB/s出てるので、高速な読み書きに対応しているスマホやタブレットではアプリの保存先としても重宝しそう。

また、書き込みがこれだけ速いとデジカメのRAW撮影も扱いやすそうですね。

今回購入したLexarの512GBは7000円前後ですが(2021年夏現在)、昨年(2020年)秋にSanDiskも安価な512GBの新製品を出して、価格もLexarに近づいて来たので好きな方をセレクトしてみて下さい。

お求めは(σ`・ω・)σ こちら!!

夏場はルーターやハブを冷却して安定動作させよう。


夏に限った話ではないですが、ルーターやハブなどネットワーク機器は冷やしておくと安定動作し壊れにくいので、我が家ではホームサーバーのファンコネクタを延長してルーターを冷やしてますが(普通の家庭でしたらUSB-FANがオススメです)長年稼働していたファンがここ最近キュルキュルと鳴くようになったので買い替える事に。

稼働していたのはコチラのファンでとても優秀でしたが、

Amazonの購入履歴によると2015年頭から稼働してたので6年間ずっと回ってた事になりますね。
折角なので新しい機種を物色。

価格comのケースファンカテゴリで「140mm角、20db以下」で検索した所、総合売れ筋ランキングで2位(2021年7月現在)のコチラが気になったので、


購入してみましたヽ( ^ω^)ノ

PCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-PPCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P
ツートーンカラーのシンプルな外観です。

ネジ止め箇所に防振ゴムが施されてます。
PCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-PPCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P
通常はパソコンケースで使うものなのでこれは地味に嬉しいですね。

ケーブル長は30cmで、付属のケーブルで50cmまで延長出来ます。PCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P

こんな感じで設置します。
PCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-PPCケースファン KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P

ファンコネクタが用意できない場合は(普通は用意出来ないと思います😇)USBファンを買ってくればUSB-ACアダプタやUSBハブから電力を供給できるので便利だと思います。

ただ、こちらのUSB-FAN、弱で21dbあるので、そこまで静かじゃないです。

なので静音性を求めるなら、以前コチラ(https://kawanyo.hateblo.jp/entry/Logitec-4HDD-Case-Cooling)でもオススメした大風量ファンをUSB-FANケーブルで弱電流で回して、超静音化させるのは悪くないと思います。

AINEX OMEGA TYPHOON 120mm 高速タイプ CFZ-120RA

USB電源変換ケーブル



動作音を撮ってみました。


部屋騒音値:40db、中速:41.5db、最高速:41.5db

部屋の騒音値が何故か高いのと、騒音計がうまく反応してないっぽいですね😇

最大で19.4db、67.2CFMと言う事は出力を半分にすれば10db、33CFMくらいまで下げられそうなので、ファンコントローラーを挟もうかと思いましたが、どうやら我が家のサーバはBIOSからファンの電圧を変更出来るようなので半分にしてみました。

尚、ファンコンは現在、絶滅危惧種みたいになってて国内メーカーは販売してないっぽいですね…。


実際の出力を半分にした稼働音ですが、モーターの音は皆無で風切り音も10cm未満に近づいてようやく聞こえるレベル、風量は以前の機種より増してて確実にルーターを冷やしてくれます。

ずっと稼働してるパソコンが近くにあるならファンコネクタを延長してルーターを冷やせるのでファンも選択肢が増えますが、レアケースだと思うので(笑)

USB電源で稼働させてコスパ重視なら「USB-FAN」、静音性重視なら「AINEX OMEGA TYPHOON 120mm 高速タイプ」と「USB-FAN変換ケーブル」で高速ファンを低速回転させて静音化する方法がオススメですね。


尚、パソコンのケースファンをパソコンを使わずに使う場合、ちょっと面倒ですが、ACアダプターの付いた「SATA-USB変換アダプター」か、

物理電源ボタンが付いた「3.5インチ HDD ケース」(物理電源がないとPC連動なので通電されない、最近の物は電源ボタンがあっても連動して通電しないタイプもあり)あたりをまず用意して、

SATAの電源ポートから3ピンファンコネクターを増設するケーブルを使えばケースファンをパソコンなしで稼働させる事が可能です。


真夏や夏の終わりにパソコン周辺機器は壊れやすいので、是非冷やして長持ちさせて下さいね。

ペン型のスパイカメラを試す。


「営業などの仕事で沢山の人と会うけど人の顔が覚えられない」「職場のパワハラの証拠を押さえたい」などで役に立ちそうな胸ポケットに違和感なく収納できるペン型のスパイカメラ。

サイズからして「画質がとても悪そう」という先入観がありましたが(以前購入したボタンサイズのスパイカメラやドローン用途の小型カメラが降フルHDと言いつつVGAみたいな画質だったので)Youtubeでたまたまペン型スパイカメラの画像を見たら結構悪くない画質だったので、試しに買ってみました。

自転車用のドラレコとしてはサイズ感も良いですし。

ペン型 隠しカメラ W8

「少し太めの高級ボールペン」くらいのサイズ感ですね。
Amazonでは幾つかの業者が出品してて、型番は「W8」と言うもののようです。

付属品一式
ペン型 隠しカメラ W8

本体、microUSBケーブル、32GB microSD、SDカードリーダー、替え芯6+1本、リセットピン、説明書。

替え芯がたくさん付いてるのは地味に良いですね!

本体正面ペン型 隠しカメラ W8
ホント、ちょっと太めのボールペンですね(笑

本体裏側
ペン型 隠しカメラ W8

中央の銀色のシールの下の穴にLED表示があり、本体をリセットする際はここにリセットピンを差し込みます。

スライドバーがあり、カメラを隠せるようになってます。

ペン型 隠しカメラ W8ペン型 隠しカメラ W8

個人的にはスライドバーよりもクリアパーツで覆ってしまった方が隠せるんじゃないかと思います。

中央のキャップを回すと上下に分かれます。
ペン型 隠しカメラ W8

下部はプラスドライバーで回せば替え芯を交換出来ます。
上部はmicroSDスロットとmicroUSB端子があり、充電はここからします。
ペンには350mAhのバッテリーが内蔵されてて、最大で約150分動画の撮影が可能です。

付属のmicroSDカード性能はコチラ
ペン型 隠しカメラ W8
読込が90MB/s強、書込が40MB/弱s出てるのでオマケの割に高性能。

使用方法<動画編>

ペン上部のボタンを青色のLEDが点灯するまで押すと電源が入り、
3回点滅した後、消灯して録画が開始されます。

ペン型 隠しカメラ W8

録画を停止する場合はボタンを1回押すと停止し、青色LEDが点灯したままになりスタンバイ状態になります(30秒操作が無いと自動で電源が落ちます)

電池容量が少なくなると青と赤が交互に点滅して、動画を保存してから電源が落ちます。
動画は5分ごとに区切られて「AVI」で保存されます。

使用方法<静止画編>

上記と同じくボタン長押しで電源を入れます。
自動で録画開始されますが、ボタンを1回押して録画を止めます。

スタンバイ状態で、ボタンをダブルクリックするとLEDが2回点滅してから消灯、静止画が撮影されるようです…が、ボタンを押した手ブレでロクなものは撮れません(笑

時刻の設定方法

SDカード内に「time.txt」というファイルがあります。

開くと「2019-06-01 00:00:00 Y」のようになってるので、年号や日付・時間を現時刻にして保存します。
最後の「Y」は「N」にすると録画データにタイムスタンプしなくなります。

タイムスタンプは内臓バッテリーで維持されるみたいですが、完全に電池が切れると初期値に戻るようです。

製造元と思われる会社見つけたのでココに貼っておきます。
https://camcuddle.com/product/spy-pen-camera-with-leather-case/
マニュアル(英語PDF)
https://camcuddle.com/wp-content/uploads/2020/04/Camera-Pen_Manual_SAHAWAYLLC.pdf

実際の映像(再圧縮なしでそのまま投稿)

山手線の上野~御徒町間を撮影してみました。

youtu.be
想像以上に広角が狭いですね(笑

個体差かもしれませんが若干下向きに撮影されるので胸ポケットに挿した撮影だと、顔は全然映らないんじゃないかなと思います。

あと、ガラスに張り付いて撮影してますが、本体が筒状なのでまっすぐ前に向けられず固定出来ません。

動画は可変ビットレートで、5分あたりで、あまり動かないものは670MBくらいから、動くもので850MBくらいになります。(1分辺り換算で135MB~170MB)
(上記の電車動画は5分で837MBでした)

AVIコンテナのMotion JPEGで1920x1080の30fps、音声はPCMの32KHz、512kbpsです。

満充電から通しで撮影した所、2時間20分録画出来たのでバッテリーは概ね仕様通りです。
(その際の録画データは約20GBでした)

ペンの下部を外してUSBケーブルからモバイルバッテリーなどで接続すれば内臓バッテリー以上の時間で録画が可能なので、カードサイズケーブル内蔵のモバイルバッテリーと組み合わせれば胸ポケットで半日以上録画出来そうですね。

ただ、幾つか問題があり、録画中はLEDは消灯し、録画中なのか電源が落ちてるのか判断が付かず、USB接続>青色LED点滅、ボタン長押し>青色LED点滅と、挙動が同じで録画が開始されたのか良く分からず、何も録画されてない事もよくありました(笑

総評

視野角が想像以上に狭いのと、カメラがやや下向きに撮影されてしまうので、監視カメラやドラレコ用途では使い勝手が悪そう(´・ω・`)

新機種が出るならば、レンズを隠すのではなく録画中を示すLEDを隠すスライドやギミックが欲しいですね。

若しくはレンズカバーを開けると録画開始+バイブレーション機能、静止画撮影は別ボタンか押して離したタイミングで撮影(押し込むタイミングだとブレるので)辺りは付け加えて欲しい。

非常に惜しいカメラだった…><
(訳:私の利用用途では使えない)

キータイプ音が静かなエレコム製「静音ミニキーボード」を試す。


以前から愛用しているエレコム製の薄型キーボード、非常に打ちやすくて気に入ってますが、キーがカチカチ煩めなので耳が過敏になってる時や疲れてる時はちょっと耳障り。

キー配列が素直で使いやすいオススメのワイヤレスキーボード「TK-FDP098TBK」レビュー。
そこで以前から気になってたエレコム製の静音キーボードを購入してみました。ELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK


サイズ感は今まで使用していた超薄型キーボードとほぼ同じで、キー0.5個分こちらの方が横長なサイズ感です。

ELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK

超薄型では右上に電源スイッチがありましたが本製品には電源スイッチ自体がありません。

ELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK

キー配列も全く同じですが、「Fnキー」で扱える配置が若干異なります。

超薄型ではESCから「デスクトップ表示、検索、ブラウザ、電卓、曲戻し、再生、曲進み、音量無、音量小、音量大、液晶暗、液晶明、Scroll Lock、Print Screen、Insert」でしたが、

静音型ではESCから「電卓、曲戻し、再生、曲進み、音量無、音量小、音量大、ブラウザ、ScrLK、PriScr」となり、Fn+ESC割り当てがナシ+F9~F12とBackSpaceの割り当てもナシになっています。

超薄型ではスクショを取る際、Fn+Deleteキーで、ウィンドウ指定をする際はFn+Alt+Deleteでちょっと面倒でしたが、静音型では独立したボタンになっているので1つでOKです。

裏側ELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK
超薄型より電池のフタが開けやすいです。

側面ELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBKELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK

超薄型よりも傾斜が掛かっており、入力がしやすくなってます。

実際の打鍵音はこんな感じです。


エレコム製 静音キーボード TK FDM091STBK 打鍵音


※上が薄型ミニキーボード(TK-FDP098TBK)、下が本製品、静音ミニキーボード(TK-FDM091STBK)

劇的に静かになってますね。
静かなオフィスや赤ちゃんが居るような場面で使いやすそう。

実際の打鍵感ですが、まず超薄型はノートパソコンにも使われてる薄型の「パンタグラフ」、本製品ではデスクトップPCなどに標準添付されてるタイプに多い「メンブレン」方式を採用しています。

ELECOM 超薄型ミニキーボード TK-FDP098TBKELECOM 静音ミニキーボード TK-FDM091STBK

パンタグラフはキーストロークが浅い分、少ない力で入力が可能で、メンブレンはパンタグラフよりキーストロークが深い分、もう少し強い力が必要ですが、今まで使った事があるメンブレンでは両者、誤差くらいの力加減でした。

…が、本製品はラバードームが他の製品より硬めなのか、同じ力だとキーが押し込めていない事が多々。

少し意識して強めに入力するも、最後まで押し込んでない判定がよくあり、タイプミスを多発します。

なので「普段からキータイプ音が大きめ(打鍵が強い)」か「デスクトップPCで普段からメンブレンキーを使って居る」タイプの人じゃないとタイプミスが出るカモなので、その点を注意すればよい製品だと思います。

本製品が店頭デモでPCに繋がっている場合は是非一度、試し入力してから買った方が良いです。(購入後暫くすれば慣れると思いますが)

エレコムさんには「パンタグラフ」で「電源キー」がある静音キーボードの新製品を切望します🥺

⬇購入先⬇

Seagate製の爆速SSD「FireCuda 520」レビュー。高耐久TBWで動画編集も捗る。


パソコンのSSDをそろそろ大容量なモノに買い替えようかなと物色して居た所、TwitterでSeagateの「レビューを書くとSSDを貰えるキャンペーン」が流れて来たので試しに応募してみたら見事当選しましたので、いつも通りの感じでレビューをさせて頂こうかと思います。

Seagate FireCuda 520 パッケージ

Seagateとは|SSDの歴史

Seagate(シーゲート)は1979年設立の歴史のあるハードディスクメーカーで、私が名前を聞くようになったのは2000年に入ってからのような気がします。

SSDは、ここ10年くらいで(2010年前後~)フラッシュメモリを製造しているメーカーがこぞって製造へ参入しており、ハードディスクメーカーのWestern Digitalも遅めの2016年に参入してますが、Seagateはかなり後発の2019年にようやく参入。

(SSD黎明期の2008~2009年頃はintel、Micron、東芝などが製品やNANDを製造、Sandiskの日本参入が2014年、Sandiskを買収したWestern Digitalが日本での参入は2016年

SSDの売れ線は安価&低容量モデルもあるCrucial(Micron)、SAMSUNG、SANDISK(Western Digital)が強いですが、Seagateは「超高速&大容量&高耐久」の高級路線なラインナップで展開してるようですね。

Seagate SSD ラインナップ表

表にするとこんな感じ。(2021年夏現在)
FireCudaは高性能高耐久モデル、BarraCudaは普及モデルです。

製品 FireCuda 520
Seagate FireCuda 520
Amazon
FireCuda 510
Seagate FireCuda 510
Amazon
BarraCuda 510
Seagate BarraCuda 510
Amazon
BarraCuda 120
Seagate BarraCuda 120
Amazon
規格 M.2 2280
(両面実装)
M.2 2280
(両面実装)
M.2 2280
(片面実装)
2.5インチ
インターフェイス PCIe Gen4×4、NVMe 1.3 PCIe Gen3×4、NVMe 1.3 SATA 6Gb/s
NAND 3D TLC
読込速度 5,000MB/秒 3,450MB/秒
※500GBモデル以上
3,400MB/秒
※500GBモデル以上
560MB/秒
書込速度 4,400MB/秒 3,200MB/秒
※2TBモデル
3,000MB/秒
※1TBモデル
540MB/秒
容量 2TB、1TB
500GB
1TB
500GB、250GB
2TB、1TB
500GB、250GB
TBW 500GB=850TBW
1TB=1800TBW
2TB=3600TBW
250GB=300TBW
500GB=650TBW
1TB=1300TBW
2TB=2600TBW
250GB=160TBW
500GB=320TBW
1TB=640TBW
250GB=150TBW
500GB=300TBW
1TB=600TBW
2TB=1170TBW
MTBF(平均故障間隔) 180万時間
保証期間 5年
データ復旧 3年付帯 対応

※表の「TBW(Terabytes Written)」は「書き込み可能回数」の値で、SSDなどのフラッシュストレージは一昔前の「CD-RW」のように書き換え上限の目安があります。
SSDのメモリ(NAND)の記録方式(SLC・MLC・TLC・QLC)についてはここでは省きますが、TBWが「1TBW」の場合は「1TB書き込むとそれ以上書き込めなくなる恐れがある」と言う事です。
ただ、毎日ネットサーフィンなどで「通常使用」したとして、安価で低容量な製品でも最低でも3~5年は問題なく動く数値(TBW)なので、過酷な環境でなければそこまで気にしなくて大丈夫です。

実機レビュー。

それでは実機レビューをして参ります。
Seagate FireCuda 520 製品一式

今回ご提供頂いたのは「FireCuda 520」と言うハイエンドSSDで、
読込最大5000MB/s、書込最大4400MB/sと言う超爆速SSDです。


表と裏。
Seagate FireCuda 520 SSDSeagate FireCuda 520 SSD
SEAGATE FireCuda 520 SSD 1TB

シールを剥がしてみました。Seagate FireCuda 520 SSDSeagate FireCuda 520 SSD
コントローラーは自社製「STXZP010BE70」
NANDメモリは東芝・キオクシア製 3D TLC NAND「TABBG65AWV」256GBを表裏に各2枚の計4枚を搭載。

最近だとNANDをワンチップ化出来なくもないですが、
ASUS ZenBook 14 UX433FN
画像の記事:ASUS ZenBook 14 UX433FN レビュー

Seagate製SSDでは計4枚に分ける事により分散処理をして超高速化を図ってる感じですね。

撮影で黒く潰れてしまっているのはDRAMキャッシュ。
Seagate FireCuda 520 SSD
SK Hynix製H5AN4G8NBJR (DDR4 4GB(512Mx8))、4GBのDRAMを2枚(計8GB)も搭載してます。

早速PCにインストールヾ(⌒(ノ'ω')ノ
Seagate FireCuda 520 SSD
今回は別の環境で作成した「回復ドライブ」からSSDにOSを復元します。

Windows10インストール直後は約23GB使用、907GBの空き容量でした。
Seagate FireCuda 520 SSD 1TB

デバイス名は「Seagate FireCuda 520 SSD ZP1000GM3A002」
Seagate FireCuda 520 SSD デバイスマネージャー

Crystal Disk Info
Seagate FireCuda 520 SSD 1TB / Crystal Disk Info
起動直後は「34度」でした。

Crystal Disk Mark
Seagate FireCuda 520 SSD 1TB / Crystal Disk Mark
読込3470MB/s、書込3221MB/s。

仕様では「読込最大5000MB/s、書込最大4400MB/s」ですが、検証機はどうやらPCI-Express Gen3だったようでこのスコアが頭打ちですが、PCI-Express Gen4環境では仕様通りの数値が出ます。
(Amazonでのレビューで「読込5000MB/s 書込4300MB/s」を出してる人が実際に居ます)

ベンチマーク直後の温度は「40度」※7月、室温25度、湿度60前後
Seagate FireCuda 520 SSD 1TB / Crystal Disk Info
※M.2タイプの、特に「NVMe」ではヒートシンクなどの熱を逃がす装置が有った方が安定動作するので、別途M.2専用ヒートシンクを用意した方が良いです(Amazonリンク)。特にこのFireCudaは超爆速なので連続で読み書きしていると結構熱くなります。


電源投入からデスクトップが映るまでの比較
電源投入から起動まで「だいたい7秒」
圧倒的爆速🥳
※動作環境:Lenovo ThinkCentre M75q-1 Tiny(Ryzen 5 PRO 3400GE@3.3-4.0GHz)新Passmark 約8200
※比較は「Western Digital PC SN520 128GB(読込1500MB/s 書込800MB/s)」で約18秒掛かってますが、導入から1年ほど経過、幾度もWindowsUpdateをしている環境なのであくまで「参考」として下さい。

Photoshop 2021 の起動までの時間

おおよそ14秒ですね。
(検証機はスリムPCなので、ハイエンドPCならもっと早くなります)


以下は詳細なレビューです。

他社製よりも高耐久なSeagate製SSDは動画編集や最新3Dゲームに最適。

Western Digitalの現行最新のWD BLACKWD Redの1TBモデルで見てみると、共にNANDのTBWは「600TBW」に対し、SeagateのFireCudaは510シリーズで「1300TBW」、520シリーズで「1800TBW」と、驚異的な耐久性を誇っており、超高速な読み書きが必要な「4Kや8K環境の動画編集」や、大量の3Dデータを高速で読み込む必要がある「高精細な最新3Dゲーム」にもってこいの性能です💪

最近の3Dを扱うゲームは、モノによっては100GBを超える大容量なタイトルもあり、大量の3Dデータを瞬時に読み取れる環境じゃないとロードが長くなります。
(例えば、上にあげてる他社製SSDでは読込1500MB/s、Seagate製SSDでは実測で倍以上出てるので、ゲームの読込が30秒だったモノは15秒以下になります)

また、ハイビジョン動画の編集なら120~500GBもあれば作業領域としては十分ですが、「安価な他社製SSD」や「総容量の少ないSSD」だと、総TBW値が低いので、動画編集を頻繁に行っているとNANDメモリの劣化が早まり、保証期間を迎える前に壊れます。(録画や動画編集用途だと保証適用外のメーカーも多いです)※参考までに先日購入したADATAの安価な120GBモデルは「70TBW」なので書き換え頻度の多い用途には向いてません。

ハードディスクはSSDのような書き換え上限は無いに等しいですが、読み書き速度が最大でも100~200MB/s程度なので、ハイビジョン動画のちょっとした編集でもかなり「もっさり」します。SSDに慣れてしまうと戻れません(笑

Seagate社の「データ復旧サービス“Rescue”」が3年間無料で付随

「FireCuda」シリーズではSeagate社のデータ復旧サービスRescue)が3年間(復旧依頼回数1度)付随してるので、万が一の際も安心です。

これは他社にはない唯一のサービスです。(国内大手復旧会社だと数十万円以上掛かります)
※データ復旧サービスは「確実に復旧できる」ものではありません。なので何処の業者も原則「成功報酬制」 になってます。

最後に

ハイエンドPC(Gen4)ならば読込5000MB/s、書込4400MB/s
ミドルエンド(Gen3)でも実測で読込3500MB/s、書込3200MB/s出たので、
Photoshopでのキャッシュパフォーマンスが爆上がりするし、
Premiereなどでの動画編集もヌルサク


高性能グラボ搭載のハイエンドPCで遊ぶ最新3Dゲームは数十GBの3Dデータを瞬時に読み込む必要がりますが、Seagateの爆速SSDなら読込もなので、ゲームが捗ること間違いナシですね😋

尚、先日発表されたPlayStation5のM.2 SSD対応スペックも満たしているのでPS5の空き容量が足りなくなった際に増設も可能ですね。

PS5にM.2 SSDを取り付ける方法
 インターフェース: PCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSD
 シーケンシャル読み込み速度:5,500MB/秒以上を推奨
 放熱構造:ヒートシンクなどが搭載されている必要(別途取付の必要がある)


<追記>2021年秋に発売した「FireCuda 530」ではPS5にも対応したヒートシンク付きモデルも発売してます(文末の商品リンク参照)

保証期間も5年と長く、NANDチップの耐久性(TBW)や製品自体のの耐久性(MTBF:180万時間)も高い上に、万が一の際の「データ復旧サービス」も3年付随しており、製品への自信がこの辺からも読み取れます

他社の普及モデルに比べるとややお値段が張りますが、ゲーミングPCで快適にゲームを楽しみたい動画編集の高速読込や頻繁な書換などのプロ用途にも耐えうる製品はなかなかないので、そう言う用途では是非導入頂きたい製品ですね😆

お求めは(σ`・ω・)σ こちら!!

⬇新モデル⬇

参考価格(2021年夏現在、端数繰上)
・Firecuda 520(M.2 Gen4):500GB 12800円、1TB 23800円、2TB 44800円
・Firecuda 510(M.2 Gen3):500GB 10000円、1TB 15000円、2TB 33800円

 【関連記事】

<追記>
Seagateさんからベストレビュー賞いただきました。

Seagate FireCuda SSD ベストレビュー賞

この記事が参考になられた方が居れば嬉しい限りです😊

パソコンの「回復ドライブ」を作る時は起動チェックもしよう。


最近のパソコンはWindows自体に「回復ドライブ」と言う、購入時の状態に初期化できる「リカバリーディスク」をUSBメモリで作成する機能があります。

万が一の時に安心ですが、激安の「USBメモリ」などで作成した場合、いざ使おうとしたらデータが壊れてて起動しなかったりと言うのがあるので、個人的には「念のために」と言う事で「SSD/HDDのミラーリング(クローン)」の作成もするのを推奨してますが、

SSDの交換とクローン作成、起動しない場合の備忘録
通常は「USBメモリ」の「回復ドライブ」で「初期化/復元」で問題ないと思います。
(SSD/HDDのクローン作成が敷居が高い場合は違うメーカーのUSBメモリ2つに作成するのをお勧めします)

さてさて、昨年購入して大絶賛したLenovoのスリムPC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」

LenovoのスリムPC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」が「Core i7」並に高性能なのに鬼コスパ(激安)でヤバイ件。
レビュー用途で新規SSDにOSをインストールする必要があり、昨年作成した回復ドライブのUSBメモリからインストールを試みようとするも、BIOSで認識しない。

回復ドライブがBIOSで認識しない

BIOSで「セキュアブートを無効」にしないとUSBメモリからブートしない場合があるそうなので、それも試すけど変わらず。

回復ドライブがBIOSで認識しない

色々検索するも決定的な解決策は見つからず、試しに「ThinkCentre m75q-1 tiny 回復ドライブ 認識しない」と、具体的にして検索。

すると、こちらのブログがヒット。
https://sironekotoro.hateblo.jp/entry/2020/10/31/183147
https://egyo.hateblo.jp/entry/2020/08/12/151300

USBの相性もあるのことでしたので、TranscendのUSBに変更したところ、無事に認識されました。
認識不可:Buffalo16GB(RUF3-K16GA-BK/N)・32GB(RUF3-K32GA-WH/N)
ソース:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001218252/SortID=23473987/


同じように被害に遭われてる方が結構居た😰

と言う訳で「ThinkCentre m75q-1 tiny」はBuffaloの16GB・32GBのUSB3メモリーとは相性が悪い模様ですね…。


私のブログでは割とプッシュしてましたが、まさか相性問題が起こるとは思わなかったよ

安価で高速なオススメUSB3メモリ。
当ブログで「ThinkCentre M75q-1 Tiny」を知って一緒にBuffaloのメモリを買われた方々、申し訳ないです🥲

しかしこれ、「回復ドライブ」自体は作成完了するから気づきにくく、厄介ですね…。

現状、OSは普通に起動してるので別のメーカーのUSBメモリで新たに作成。
A-DATA製のUSBメモリはBIOS上で認識して、
回復ドライブがBIOSで認識しない

「回復ドライブ」作成にも使いやすいADATA製キャップレスUSB3メモリ

無事にリカバリーも出来ました
回復ドライブがBIOSで認識しない

皆さんも新しいパソコンを買って来たらまず「回復ドライブ」を作成すると思いますが、

・BIOSでUSBメモリが認識するか
・USBメモリの回復ドライブが起動するか

まで確認した方が良いですね。

発色良好で使いやすいUSB電源の「LEDデスクライト」を購入。


我が家のデスクライトは15年くらい前に買った山田照明の「Z-LIGHT」と言う製品で、
山田照明 Z-LIGHT Z-701
http://www.zlight.net
高性能でデザインも良いので使ってる人は結構居ると思いますが、我が家のは なにぶん古い機種なのでLEDではなく蛍光灯です。

新型はLEDのものも多数出てますが、モノが良いのでお値段は少々お高め。


蛍光灯でも特に不自由はないので使ってますが、MATECH(マテック)と言う京都のベンチャー企業がサムスンの高品質LEDを採用したUSB電源で動作するデスクライトをリリースしたというニュースが舞い込んで来て興味津々に。

USB電源採用で電源の取り回しが容易。設置もクリップで液晶に挟むだけ。
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

サムスンの高品質LEDを採用してて昼白色、昼光色、電球色と、三段階の明るさ調整も備えてる。
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

照明が画面に映り込まない、目に入らない設計。
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

販売価格は送料込で3980円ですが、常に1~2割引で販売されてるようで、
デザイン性に優れ、性能や取り回しも良さそうなので思わずポチってしまいました(笑



MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

数万円の商品を買ったかのようなオシャレな化粧箱ですね。

MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

バーの幅は46cmMATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

クリップは奥行3cmまでの液晶に挟めます。
デスク周りがちょっと写真撮れないのでKindleに挟んでみました。
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
角度調整は約35°です。

色味変更と明るさ変更はタッチ式
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
USB-C端子から給電します。

実際に点灯させて撮影してみました。
昼白色(5700K)
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

昼光色(4000K)
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

電球色(3000K)
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

GIFアニメ化した比較MATECH Monitor Light BrightBar モニターライトMATECH Monitor Light BrightBar モニターライト

カメラがある程度、自動補正してしまうので実際の色味と異なります
昼白色はバランスの良い色味で、電球色も写真より落ち着いた色味です。

USB電源と言う事もあり、明るさは最大500 Luxでそこまで明るくはないですが、デスクライトとしては十分な光量があります。

特に明るさを最小にした電球色は枕元で使うにはちょうどいい明るさでした。

強いて難点を挙げるとすれば、スリムベゼルタイプの液晶ですと、クリップが画面に干渉するのと、
MATECH Monitor Light BrightBar モニターライト
Amazonレビューにありましたが、液晶背面がフラット(平ら)な製品じゃないとうまく取り付けられないようです。

ただ、画面にクリップが干渉する・液晶にクリップ留め出来ない問題は「タブレットアーム(https://amzn.to/3i4FUTq)」などを使えば改善できると思います。(本末転倒感もありますけどねw)

サムスン製 高性能LED(LM281B+)搭載で、コンパクトで取り回しも良く、実売価格で3500円ほどなので、デスクライトを買うなら、選択肢としてアリだと思いますよ~。

OSの起動ディスクや多重録画・監視カメラ用途に向いてるハードディスク。


仕事と趣味で使ってるサーバにテレビチューナーを挿して色んな番組を録画してますが、先日、録画先のHDDが不調になったので交換と買い替え候補の備忘録です。

<もくじ>

突然不調になるHDD。

先日サーバのOSが入ってるSSDが逝きかけて交換したばかりですが、

ADATAの激安SSD「SU650」購入レビュー ~SSDの交換とクローン作成、起動しない場合の備忘録~

今度はサーバ内の動画を保存しているHDDがどうやら寿命のようで突然ブルーバックに。
STOPコード:0x0000007A
「STOPコード:0x0000007A」との事で、SSD/HDDの物理的な故障の可能性が高いとの事。

HDDを挿してるとOSが起動しないので適当にググったところ、「CHKDSK」を行ってディスクの破損したデータの修復を試みると改善するそうなのでやってみます。
https://www.ubackup.com/jp/windows-7/windows-7-stuck-on-welcome-screen.html

sfc /scannow
chkdsk c: /f /r

sfc chkdsk

すると、OSが立ち上がるようになったのでWindows上でもスキャンディスクを掛けます。

ScanDisk
色々なファイルが“よしなに”されました😇

起動するようになったHDD内のデータを一時退避するために適当な余ってるHDDに全コピー。
特に問題なく全てコピー出来ました。ヨカッタ。

予備ディスクで数日稼働させる感じで新しいHDDを物色する事に。

HDDの記録方式

昨今のHDDは大容量化が進み、記録する円盤(プラッタ)が複数搭載されてますが、ここ数年で更に高密度化が進み、従来のHDDでは「CMR(Conventional Magnetic Recording)」と言う方式で記録部分(トラック)はレコード状にブロック単位で記録されますが、最近の高密度大容量化したHDDは「SMR(Shingled Magnetic Recording)」と言う方式でトラックが瓦版のように一部が重なって、データを記録します。


画像出典:ITIGIC https://itigic.com/smr-hard-drive-this-is-the-list-of-models/

画像出典:impress https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1156085.html

SMR方式の場合、重なった部分にそのまま記録しようとすると前のデータが消えてしまうので、一度メディアキャシュと言う領域に読み込み、情報を書き換えてから元の領域に書き込みます。

画像出典:impress https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1156085.html

従来のCMR方式よりも複雑な工程を挟むので書き換えが多い「OSの起動ディスク」には不向きで、SMR方式は「データストレージ(保管場所)」としての利用が推奨されてます。

昨今だとOSの入ってるディスクはSSD、データ保管は大容量なHDD(SMR方式)な流れだと思いますが、「HDDレコーダー」のような大容量で書き換え頻度の多い場面では、
SSDだと「書込上限」があるので、あっという間に寿命に達してしまうので推奨できません。

2.5インチや3.5インチのHDD内に収められる円盤(プラッタ)の枚数には物理的な上限がるので従来のCMR方式では2.5インチなら1TBまで、3.5インチでは主に4TBまでがラインナップされてます。

市販の「HDDレコーダー」は4GBモデルより上の機種は殆どないので、ランダム書込みの多い用途のレコーダーではCMR方式を意図的に採用してるのカモしれませんね。

4TBの製品(2021年夏現在:画像タップで拡大します)
HDDレコ4TB以上

4TB以上の製品(2021年夏現在:画像タップで拡大します)
HDDレコ4TB
ソース詳細(価格com)へ

我が家の録画環境と録画時の書込速度

我が家の録画環境は地上とBSのWチューナーで4番組同時録画が可能なパソコン用チューナーです。

地上が14~16Mbps、BSが16~18Mbpsくらいで、16Mbpsとすると2MB/sなので

TvRock RecTask

4番組同時録画だと8MB/s(64Mbps)のランダムアクセスをします。
(Mbps⇔MB/s変換方法はコチラ https://note.cman.jp/network/bpsbs/

この状態で同じHDDへ大容量ファイルへのアクセスがあると録画データを正常に記録できずDropしてしまう事が多いです。
(録画先がCドライブの場合、4番組同時録画中に他の作業をするとマズいと言う事です)

以前「8番組同時録画」出来る環境の友人に「8番組同時録画に失敗する事が多いが原因はなんだろう」と聞かれた事があり、上記のようにランダムアクセスが増えると録画が失敗することがあったので「地上とBS/CSで録画先HDDを物理的に分ける」事を提案したら改善したと言う話もあるので、ある程度のランダムアクセスが長時間続く場合はSMR方式は弱いのと、一定以上の速度でランダムアクセスがある場合はCMR方式も記録速度が追い付かなくなると言う事は頭の隅にでも置いておいて欲しいです(*´∀`)ゞ

買い替え候補

上にも書いたように2.5インチでは1TBまで(9.5mm)、3.5インチでは主に4TBまでがCMR方式を採用しているHDDがあります。
それ以上の容量は一部を除き、ほぼSMRです(2021年現在)

それ以下の容量ならすべてがCMRと言う訳ではありません。
各メーカーのスペックシートなどをチェックするか、Amazonなどの販売ページに記載されてる場合があるのでそれを参考にします。
(キャッシュ容量が64MB以上のものは全部SMRなので参考にして下さい)

我が家の調子が悪くなってしまったHDDはCMR方式でかつ、NAS用途のWestern Digital製「WD Red」でした。
(2014年の春から7年稼働しっぱなしだったのを考えるとよく頑張ったと思います)

同じHDDで買い替えようと思いましたが、一時期、マイナーチェンジで同じ型番でSMR方式に変わった事があってちょっと信用が落ちてる(https://news.mynavi.jp/article/20200430-1026699/)のと、高騰してるので今回は避ける方向に。


2021年現在、CMR方式が採用されてるのはこんな感じ。

CMR機種 Western Digital Seagate TOSHIBA
2.5インチ WD Red 1TB
WD Blue 500GB
WD Blak 500GB
全てSMR 「MQ04シリーズ」以外はCMR
※「MQ02シリーズ」はSSHDでどちらか分からない
3.5インチ WD Red 1TB以下と8TB
WD Red Pro
WD Blak
WD Purple
WD Blueは1TB
(2~6TBはラインナップによりSMR)
500GBと
1TB以外は
全てSMR
「DT02シリーズ」以外はCMR

【ソース】
Western Digital https://news.mynavi.jp/article/20200430-1026699/
Seagate 2.5インチ https://www.seagate.com/www-content/datasheets/pdfs/barracuda-2-5-DS1907-3-2005JP-ja_JP.pdf
Seagate 3.5インチ https://www.seagate.com/www-content/datasheets/pdfs/3-5-barracudaDS1900-14-2007JP-ja_JP.pdf
東芝 https://toshiba.semicon-storage.com/jp/storage/product/internal-specialty/pc.html

今回の購入候補は2.5インチでCMR方式の最大容量(1TB)なので、Western DigitalとTOSHIBAの各1機種のみに絞られました。

2.5 1TB CMR HDD
※東芝は型番末違いが3つありますが発売時期が異なる程度です。

前途の通り今回はWDRedを除外するので選択肢はありませんでした(笑

購入したHDD

…と言う訳で購入してきたのは東芝製の1TB(2プラッタ/CMR)なHDDです。TOSHIBA 1TB HDD MQ01ABD100

長い事お世話になった旧WDRedと比較。TOSHIBA 1TB HDD MQ01ABD100
シールの上下が逆なんですね。

さっそくPCにインストール。
TOSHIBA 1TB HDD MQ01ABD100

ベンチマークなど

Crystal Disk Info
Crystal Disk Info (TOSHIBA 1TB HDD MQ01ABD100)
キャッシュメモリ8MB(8192KB)、回転速度5400rpm表記。

Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark (TOSHIBA 1TB HDD MQ01ABD100)
シーケンシャル読込・書込ともに116MB/s程度。
細かいランダムアクセスはHDDなので弱いです。

ローレベルフォーマット

念のためにローレベルフォーマット(全ての領域に書き込みをして異常がないか総チェック)します。

「HDD LLF Low Level Format Tool」と言うツールを使います。
http://hddguru.com/software/HDD-LLF-Low-Level-Format-Tool/

無料だと書込速度が50MB/sに制限されます(USB2の外付HDDでしたら仕様の最大速度まで出ます)
課金すると解除されます。たったの$3.3なので課金しちゃいましょう。

まず、誤って違うHDDを消去しないように他のHDDは全て抜いておきましょう。

起動したらフォーマットするHDDを選びます。
HDD LLF Low Level Format Tool

起動後、「Low Level Format」タブに移動します。
HDD LLF Low Level Format Tool

移動したら「FORMAT THIS DEVICE」でフォーマット開始。
HDD LLF Low Level Format Tool

開始直後はHDDの外側から書き込まれるので最大速度の118MB/sほど出ますが、

HDD LLF Low Level Format Tool

終了間際は内側の書込みになり91MB/sくらいまで下がります。
1TBのフォーマットにだいたい3時間掛かりました。

以前購入したSeagateの8TBは15時間掛かったのでだいぶ早いですねw

コスパ最強のSEAGATE製《8TB HDD》BarraCudaを購入。

最後に

まだ稼働して1か月も経ってないので耐久性は分かりませんが、静かでアクセスも良好です。
AmazonでWDRedが1万円前後、東芝MQ01が5000円ちょっとなので、価格差があり過ぎて心配になってしまいますが、価格以上の働きはしてくれると思います。

【追記】その後、WDRedの価格が落ち着いた事もありさらに買い換えました。

Western Digital製 CMR方式のHDD(WD Red)1TBを買い替え。

⬇購入先⬇

ADATAの激安SSD「SU650」購入レビュー ~SSDの交換とクローン作成、起動しない場合の備忘録~

 

サーバがブルーバック

先日、サーバのモニターを表示させたら画面が真っ青になってて割と顔面も蒼白😱

BSOD KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR STOP Code:0x0000007A

「STOPコード:0x0000007A」と言う事で、ググるとHDDやSSDの物理的な故障の可能性が高いと出るけど、

ブルースクリーンの解決・対処方法「STOPコード:0x0000007A」

以前のトラブルでは電源がヘタって電圧が低くなり、SSDやHDDへの電源供給が不安定になって落ちてしまうと言うのがあったので、電源回りの交換も視野に入れつつ、念のためにOSの入ったSSDをバックアップする事に。

ADATA SX900 128GB
鯖に固定されずに接続されてるOS起動用のSSD。

「EaseUS Todo Backup」でディスクのクローンを作成しようとするも、ディスクにエラーがあるので複製できないと言われる\(^o^)/
(Acronis True Imageではエラーごと複製出来ました、後記にエラー修復方法あります)

これは電源ではなくSSDの予感/(^o^)\

SSDを鯖に挿して起動を試みると、Windowsが起動しなくなっており、Chkdskを掛けろと言うエラーメッセージが。
別のPCに接続してChkdskを掛けた所、確かにエラーがあったようで、

セキュリティ記述子を検査しています
ファイル 0x9 のインデックス $SII から使用されていない 95 インデックス エントリを消去しています。
ファイル 0x9 のインデックス $SDH から使用されていない 95 インデックス エントリを消去しています。
95 未使用のセキュリティ記述子を消去しています。
セキュリティ記述子の検査を完了しました。

26083 個のデータ ファイルが処理されました。フェーズの継続時間 (データ属性の検査): 4.19 ミリ秒。
CHKDSK は Usn ジャーナルを確認しています...
35304040 バイトの USN が処理されました。Usn ジャーナルの確認を完了しました。
ボリューム ビットマップ エラーを修復します。

Windows でファイル システムが修正されました。
これ以上の操作は必要ありません。


その後、鯖に挿した所、普通に起動しました(笑

ただ このSSD、購入が2013年の夏で、最初はサブノートで使用していたものを、

2015年の秋頃からサーバに乗せ換えて使用してたので、

24時間365日稼働は、だいたい6年くらいかな?

Crystal Disk Infoによると53000時間稼働してたらしいので2210日、年にすると6年ですね(合ってたw
ADATA SX900 128GB

総読込量が約73GB、総書込量が約25GBで、この「ADATA SX900 128GB」のTBW(総書込量に対する寿命目安)を調べたら、どうやら非公開https://www.tekwind.co.jp/ADT/products/entry_s132.phpなので分かりませんでしたが、5年以上前の機種でこの書込量だと、恐らく寿命だったのでは?と言う感じでしょうか。

OSを新規インストールしたり、サーバ一式を新調する気力がないので、取り急ぎ交換用のSSDを買って来て「クローン作成」でお茶を濁す作戦に(笑

新しいSSD

以前購入して気に入ってたLexar製SSDを買おうかと思いましたが、

高性能高コスパなLexar製のSSD「NS100」ベンチマーク&レビュー。
即日配送出来るショップの取り扱いが無かったので、今回は不調になったSSDと同じメーカーのADATA製を買って来ました。

ADATA SU650 120GB


昨年(2020年)コロナ禍の直後はパソコンパーツが異様に高騰してましたが、現在(2021年春)は2019年末レベルまでお値段が落ち着いてきたようで、購入しようとしたLexarや、今回のADATAも、だいたい2500円~3000円前後で買えるようになりました。

最近のSSDは皆、筐体がプラスチックですね。ADATA SU650 120GB

ネジなどは無く、ツメで引っ掛けてあるので爪である程度はカンタンに開けられます。
(最後の方はヘラ状のものがあると便利)

ADATA SU650 120GB
写真のように中央にもツメがあるので工夫しながら開ける必要があります。

SSD表面ADATA SU650 120GB
3D NANDがワンチップです。

SSD裏面ADATA SU650 120GB
裏面はコントローラーが搭載されてますが、まさかの蟹(Realtek)製でした🦀

新旧比較
ADATA SU650 SX900
SX900では16GBのNAND 8枚で128GBのSSDを成してましたが、SU650ではワンチップで120GBです。
技術の進化しゅごい(゜ω゜)

ベンチマーク

Crystal Disk InfoADATA SU650 120GB Crystal Disk Info
先にDisk Markを走らせたので18GBずつ読み書きがありますが、1GB×2回×4種で8GBなので、10GBは出荷時のテストで読み書きされたのかな?(電源投入回数も4回だし)

Crystal Disk Mark
ADATA SU650 120GB Crystal Disk Mark

読込が550MB/s、書込が450MB/sくらい出てるので特にストレスになる事はないと思います。

ADATA SU650シリーズのTBW120GBモデルで70TB240GBモデルで140TB480GBモデルで280TB960GBモデルで560TBです。

スペックシート(PDF)https://www.adata.com/upload/downloadfile/Datasheet%20-%20Ultimate%20SU650_EN_201809.pdf

「Crystal Disk Info」を常駐しておいて総書込み量をたまにチェックすれば交換時期の目安になりそうですね。

参考:ベンチマーク環境「ThinkCentre M75q-1 Tiny」

LenovoのスリムPC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」が「Core i7」並に高性能なのに鬼コスパ(激安)でヤバイ件。

ディスクのクローン作成

Blog用のベンチマークも測ったのでSSDのクローンを作成します。

ノートPCに「Acronis True Image」をセットした「CD/DVDドライブ」と、「ソースになる半壊したSSD」と「新調したSSD」をそれぞれHDD/SSDケースに入れてセットしてCDからブートさせます。


Acronisが起動したら「ツールとユーティリティ」から「ディスクのクローン作成」で、ウィザードを進めていきます。

Acronis True Image

ソースとターゲットのディスクが似てるので非常に間違えそうな図(笑Acronis True Image

SSDのクローニング中Acronis True Image
SSD同士で正味70GBもないので、数分で完了します。

さっそくクローンした新しいSSDを鯖に接続、起動。
ADATA SU650 120GB
冷却効果を高めるため、ガワを外してチップにヒートシンクを装着しました。
(同じようにガワを外す場合はSSDが周辺の金属に触れないよう対策して下さい)

ヒートシンク参考記事

起動しないSSD

Reboot and Select proper Boot device.
Reboot and Select proper Boot device
海ちゃん
「ブート可能なドライブが見つかりません」とな
「Reboot and Select proper Boot device」でググって出てきたサイトを参考に、

Windows10 PC「Reboot and Select proper Boot device」の直し方/対処
https://itojisan.xyz/trouble/15430/

Windowsエラー「Reboot and Select Proper Boot Device」の対処法
https://jp.minitool.com/partition-disk/reboot-and-select-proper-boot-device.html

【完全復活】Reboot and Select Proper Boot Deviceと表示された時の5つの直し方!
https://www.yume-yazawa-ism.com/entry/reboot-and-select-repair


BIOS初期化やケーブルの再接続、SATAポートの変更を試みるも変わらず。
(だいたいの症例はこれで認識するものです)


接続中の他のドライブ全てを外して起動すると今度は「A bootable device has not been detected」と出て「起動可能なデバイスが検出されません」との事。
A bootable device has not been detected
\(^o^)/どゆこと!?

絶望しながらクリーンインストールする算段をしつつBIOSを眺めていたら「UEFI Boot」と言う項目があって、
(「UEFI」は昔ながらのMBRに基づくブートではなくGPTに基づく新しいブートです)
UEFI Boot
半壊してるSSDはBIOS設定を弄ってないからUEFIではないと思うのですが、ダメ元で変更。
(ヘタに変更するとMBR領域が壊れて起動しなくなるけどクローンSSDのデータが壊れても再クローンすれば良いですしw)

…何故か起動しました…😇

原因がサッパリ分かりませんが、Acronisがクローン時にUEFIに変換したのかな?

隠しパーティションがあるとクローンに失敗する話

あと「WindowsなどのOSをインストールしたHDD/SDD」には複数の隠しパーティションが存在してて、HDD/SDDをクローンする際にその領域があると正常にクローン出来ません。(クローン時は「成功しました」と出たりするから厄介)

Windows ディスクの管理

HDD/SDDをフォーマット、パーティションを削除しても隠しパーティション(EFI)は「ディスクの管理」から削除出来ないのです。

「EFIシステムパーティション」は「diskpart」と言うDOSのコマンドで削除します。

参考:https://tarelife.com/partition-remove/

まずは「ファイル名を指定して実行」で「CMD」と入力するか、「スタート」>「プログラム」>「Windowsシステムツール」>「コマンド プロンプト」でコマンドプロンプトを起動してください。

起動したら「diskpart」と入力し、実行。
diskpart

「list disk」と入力・実行すると接続されてるドライブのリストが出ます。

ここではディスク2が該当SSDなので、「select disk 2」と入力し・実行。

ディスク2が選択されたら「list partition」と入力・実行し、ドライブ内のパーティションのリストを取得します。

ここでは全てのパーティションを削除していくので数字の大きい物から順に消していきます。

「select partition 2」と入力・実行し「ディスク2のパーティション2」を選択し、
次に「delete partition override」と入力すると「ディスク2のパーティション2」が削除されます。

同様に「ディスク2のパーティション1」も選択・削除すればディスク内のパーティションが全て削除されます。

終了時は「exit」と入力・実行すれば「コマンド プロンプト」が閉じます。

改めて「ディスクの管理」から確認すると全てのパーティションが削除されています。
Windows ディスクの管理
この状態ではじめて「ディスクのクローン」が可能です。

もし「HDD/SDDのクローンを作ったけど起動しない」場合は隠しパーティションが原因の場合が多いのでチェックしてみて下さい。

最後に

「SSDの総書込み量」が「TBW」に近くなったら壊れる前に買い替え、クローンをすれば、わざわざOSを新規インストールする必要はないので便利ですよ~。

今回はクローン方法の他に、起動しない場合の対処法も含めた備忘録なので、同じような症状でググって彷徨ってる方の参考になれば幸いです。

アキバで「フロッピードライブ」を購入。


昨年(2020年)の末頃に秋葉原のBEEPと言うお店がUSB接続のフロッピーディスクドライブが大量入荷と呟いてて、


GW前にまたツイートが流れて来て思い出したので、


買って来ましたヽ(´ー`)ノ
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD
ジャンクと言いながら新品じゃん

5月下旬時点ではまだ在庫は有った。
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD

リサイクルパーツ使用。
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD
当時売れ残ったドライブを回収してUSB化したんだろうな。

シンプルイズベストな外観
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD

フタは甘めのツメで引っかかってるので簡単に開封できます。
裏面の緑のシールの下にネジがあったけど気づかずに開封してたらネジごともげた(笑

上側 SONY製 MPF820UOwltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD (SONY製 MPF820U)

裏側
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD (SONY製 MPF820U)

FDDの上部シャーシを取り外します。
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD (SONY製 MPF820U)

フロッピーディスクを入れた所。
Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD (SONY製 MPF820U)
メカメカしくて良いですね!

さて本題の「当時作成したシステムディスクをイメージ化したい」を進めます。Owltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFDOwltech USB外付 FDDドライブ OWL-EFD

ドライブをPCに接続すると一発認識。
USB外付 FDDドライブ

USB外付 FDDドライブ
Aドライブとか久々に見たわw

フロッピーディスクも読み込めます。
USB外付 FDDドライブ

USB外付 FDDドライブ

FDやFMのような外観で見たかったのでWinFMにて表示
USB外付 FDDドライブ WinFM
これだよ、これ( ^ω^)


では、いよいよフロッピーディスクのバックアップ・イメージ化を進めます。


「FD イメージ化」でググると「RawWrite」と言うソフトがヒットしたのでそれを利用します。

RawWrite for Windows: FDをイメージ化したりイメージをFDに戻すツール
https://freesoft.tvbok.com/freesoft/maniac/rawwrite_for_windows_fdd.html

FD イメージ化 RawWrite

1~2枚目はスムーズに問題なくイメージ化成功。
その後のディスクはメディアを正常認識出来ないようで失敗してしまいます…😭

FD イメージ化 RawWrite

さすがに20年以上前のディスクなので磁気が逝ってるのかしら(´・ω・`)

…と思ったら、どうもこのフロッピーディスクドライブ
3モード」非対応っぽいぞ(`・ω・´)-3


最初に販売されてたFDDは対応してたようだ


紛らわしい😇


読めるディスクより読めないディスクが多かったので(9割がたシステムディスクなので3モード対応が必須なのカモ)、磁気が逝ってたのか、ドライブの仕様で読めないのか分からないので、当時バックアップしていたイメージが何処かに有るハズなので、それを新品のディスクを仕入れて書き込めるかテストしてみようと思います\(^o^)/

尚、「3モード対応」のフロッピードライブは、なんと今年(2021年)にリパッケージされた新商品が発売してます(笑

 FDD-U04LEN(USBフロッピーディスクドライブ)| タイムリーニュース

GROOVYの「FDD-U04LEN」と言う製品で型番末に「N」のない「FDD-U04LE」が2014年に発売してて「LEN」が2021年春の新型番のようです。

当時、新品で大量に仕入れてた在庫をUSB化したそうなので、年季は入ってますが、一応新品のようです。

搭載ドライブは「YE-DATA製 702J-6637J」「3モード対応」のようです。

薄型3.5インチフロッピーディスク装置(3モード)
ワイ・イー・データ 薄型3.5インチフロッピーディスク装置(3モード)YD-702J-6637J|NTT-X Store

3モード切換がPC-9821用FDDと完全互換か?
PC/AT互換機用FDDをPC-98シリーズで使用する研究


今回BEEPで買って来たオウルテックのFDDでダメそうならGROOVYのFDDを追加購入してみようと思います。

ここ半年でレトロなハードが増えた気がする😇
FDD MO ドライブ

MOドライブを購入!

PCエンジンの吸い出しが得意(だと信じてる)DVDドライブを買い替え。


だいぶ昔に購入したIO-DATA製の外付DVDドライブ、中身がSony NEC Optiarc製AD-7200Aという機種で、PCエンジンの吸い出しがスムーズなので割と好んで使ってましたが、最近はBlu-rayの再生や音楽CDの吸い出しが多いのでPioneerのドライブがメインとなり、あまり使ってなかったのですが、久々にAD-7200Aを起動したら読み込めなくなって壊れてました(´・ω・`)

でもSony NEC Optiarcのドライブは手元に置いておきたいので、IO-DATAかBuffaloでSony NEC Optiarc製ドライブが内蔵されてる製品を調べに調べて、今回はBuffaloのDVSM-24U2と言う2010年発売の機種を中古で買って来ましたヽ( ^ω^)ノ

PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc
※同じ型番(DVSM-24U2)で前面パネルに白字印刷があるものはSony NEC Optiarc製じゃないドライブを採用してるので注意。

完全にPCエンジン吸い出し専用機として買って来てます(笑PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

本体背面シールを剥がすと現れるネジ1本を外すと外蓋は外せます。PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

ロゴ類がシルク印刷ではなく、イジェクトボタンが角ばってるのはNECのドライブの証!PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

本体底面に製品シールが貼られてます。Sony NEC OptiarcAD-7260Sです。PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC OptiarcPCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

分解上面PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

分解底面PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

メインチップはNEC製で、PCエンジンが吸い出しやすそうな雰囲気を醸し出してます(あくまで雰囲気

PCエンジンのCD-ROMはプロテクトが掛かってる訳ではなく「マルチセッションCD」という規格です。

通常のマルチセッションCD-ROMだと1トラック目にデータ、2トラック目以降にオーディオですが、PCエンジンでは1トラック目にオーディオ、2トラック目にデータ、3トラック目以降はデータやオーディオが好きに配置されてます。

トラック(曲)とトラック(曲)の間は無音の領域やギャップ処理がありますが、

CD-R実験室:プリギャップ(プレギャップ)、ポストギャップ、CUE Sheetについて
http://yss.la.coocan.jp/cue/cue.htm


PCエンジンではデータとオーディオのトラックが混合してるので、これらを精密に認識して吸い出せるドライブじゃないと吸い出せない感じです。

ここ10年くらいのPioneerBlu-rayドライブでは「Pure Read」と言う音楽CDの吸い出しに特化した高い精度で読み取れる性能を有してるので、恐らくPCエンジンも問題なく吸い出せるとは思います。

ドライブ性能が高ければ標準的なライティングソフト(ImgBurn)でもPCエンジンは吸い出し、焼けますが、ソフトによってはマスターの状態が悪くて吸い出しが困難な事があるので、私は全てCloneCDで対応してます。

PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

設定としては「音楽」でも「データ」でもないので「ゲーム」設定で吸い出します。
プロテクトは掛かってないのでプロテクト指定は不要です(遅くなるだけ)

※CloneCDは日本語ファイル名を付けると正常に保存出来ない事があるので、出力時は英語で、出力後にファイル名を日本語でリネームするのをお勧めします。拡張子ccd、img、subのファイル1セットを同じファイル名にすればOKです。cueに関してはメモ帳で開いて1行目の「FILE "hoge.img" BINARY」のhoge部分を変更後のファイル名に変えれば認識します。

実際に吸い出して焼いたCDをPCエンジンにセット。
(レコードタイプのCD-Rが余ってたので中央にジャケット印刷もしてみた)PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

問題なく動作、プレイ出来た(*´∀`)ゞ


PCエンジン以外にも、プレイステーションやセガサターンなど、発売からそれなりに経過したものはCDが読み取れなくなる恐れがあるので早めにバックアップをしておいた方が無難です。
発売からだいたい20~30年経過すると読めないメディアが出てきます
焼いたCD/DVD/BD-Rも品質や状態によっては数年で読み取れなくなってしまうので「吸い出したデータ」をHDDやクラウドで保存しておくのが良いと思います。

皆さんもバックアップは大切にです。

しかし我が家、ドライブだらけだな(しろめ
PCエンジン 吸い出し CDDVDドライブ Sony NEC Optiarc

 

wiki|ソニーオプティアーク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF

元々NECとSONYは別々に光学ドライブ事業を展開してましたが、SONYが台湾のLITE-ONとの共同開発を辞め、2006年に日本電気と共同出資して「ソニーNECオプティアーク」となり、2008年NECの保有する株式をSONYが買収して完全子会社となり、社名が現在の「ソニーオプティアーク」となりました。
今の現行機にNECのチップが積まれてるかはちょっと分かりません。

寝室やデスクサイドに便利な24型以下のオススメ小型テレビ。

長年使っていたテレビが点かなくなる。

東京に越して来た頃に購入したデスクサイド用のテレビが昨年末くらいから点かなくなる事がしばしばあり、今年に入ってからエラーを吐いて全く点かなくなる事が頻繁に。

SONYの液晶テレビは電源投入後にスタンバイが2回点滅を繰り返すものは「電源の異常」のようで、

普通に修理・買い替え案件ではありますが、パソコンあるあるで冬場に動きが鈍くなったものは「温めれば動く!😇」と言うのがあるので、

ドライヤーを固定して、点かない時は電源タップからドライヤーを起動し、テレビの電源あたりを加熱して無理やり点けてました(笑

…が、日に日に点くまでの時間が掛かるようになり、さすがにだましだまし使うのも無理があるので、買い替える事に。

SONY BRAVIA 20インチ KDL-20J3000

購入が2007年で14年ほど使えたので結構頑張ってくれたと思う。
ちなみにLEDじゃなくて昔ながらのCCFL(冷陰極蛍光管)です😇

<もくじ>

買い替え候補

机は120cmで27型の液晶をメインにしてるので、そのサイドにおけるサイズ感である事が必須。

そうなると19型~24型までのサイズで、国内主要メーカーだと、24型を除くと東芝とシャープしか製造してません。


24型になると ようやくパナソニックが追加されます。


BRAVIAを使って居たからまたBRAVIA買おうと思ったけど、同じ20型は製造してないし一番小さい24型は2017年モデルが最後なので(2021年春現在)あまり力を入れてない感じ。

概ねスペックは共通で「1366x768 HD、VAパネル、地上/BS/CS Wチューナー、外付HDD録画対応、HDMI×2、RCA端子×1、有線LAN」
22型 AQUOSのみ「1920x1080 フルHDパネル」、24型 REGZAのみIPSパネルVODサービス対応のようです。

あと、シャープのAQUOSのみ、ブラックホワイト2色展開です。

《液晶パネルの稼働方式の種類》

今回の候補では液晶パネルの稼働方式が「VA」か「IPS」のタイプで、「IPS」が視野角や発色・色の再現性が高く、「VA」は「IPS」に比べると視野角や色味の再現性が低いものの「反応速度が速い」のでスポーツ観戦やゲームに向いてます。(高級機になるとVAでも発色が良く、IPSでも反応速度が速いです)

※視野角が広い=正面以外の上下左右から見ても色味が崩れにくく良好な発色を再現出来ます。スマホで使われてる液晶はほぼ全てIPSです。

今回の候補にはありませんが「TN」と言うものもあります。これは安価に製造出来るので5年くらい前までは割と安価な液晶テレビでも採用され、安価なノートパソコンでは今も採用されてます。視野角が狭く発色も薄めで反応速度もそんなに良くないです。「TN」は非常に目が疲れるのでオススメ出来ないパネルです。液晶を買う時は店頭で上下から覗き込むようにチェックしてみて下さい、黒や白に反転したら「TN」です。

買うならば

パソコンなどに接続せず「テレビや動画用途」でしたら、24型以下ならば解像度はハーフHDでもフルHDでも大差ないです。フルHDが生きるのは32型以上の大画面だと思います。

Amazon Prime VideoABEMANetflixHuluU-NEXTYouTubeなどの動画配信サービスをテレビ単体で観れる機種は、だいたいが大型の高級機になりますが、小型テレビでは東芝の「24V34」のみが13種のVOD(動画配信)サービスに対応しています。


TOSHIBA REGZA 24V34TOSHIBA REGZA 24V34

4K対応の大型高級機と同じ「REGZAエンジン」を採用しているそうで、各種VODサービス対応をはじめ、高画質化やレスポンスの早いUIを実現してるので「テレビや動画を視聴する」ならば現状「24V34」一択で問題ないと思います。 

画質に関して

ヨドバシで実機を凝視してきましたが、SHARPの旧機種(2018年モデル)はREGZA 19型より画質が悪いですが、新型のSHARPはREGZA 19型とほぼ同じ画質でした。
(発売時期が近いですし、もしかしたら同じメーカーのパネルが使われてるカモです)

上に挙げたオススメの「REGZA 24型(24V34)」は高画質でリモコン操作もサクサク動作でストレスフリーです。

デスクサイドで使うことを想定して

デスクサイドなので「光沢液晶」だと自分が常に映り込んでよろしくないので「非光沢」が好ましいです。

TOSHIBA REGZA 24型(24V34)
SHARP AQUOS 24型(2T-C24DE)
Panasonic VIERA 24型(TH-24H300)
SONY BRAVIA 24型(KJ-24W450E)は液晶が光沢なので除外。

そうなると、TOSHIBA REGZA 19型(19S24)
SHARP AQUOS 19型、22型(2T-C19DE/2T-C22DE)のみになります。

また、好みの問題ですが、液晶のベゼル(縁)が安価な光沢だと映り込むのとキズが付きやすいので出来るだけ避けたい。

そうなると、上に挙げてないSHARPの旧機種(2018年モデル)とREGZA、VIERA、BRAVIAの24型が除外されるので、REGZA19型と、SHARPの2021年モデルの19型 22型 24型になります。

最終的に選んだテレビ

「デスクサイドで使うので非光沢液晶、可能ならベゼルも非光沢で」と言う条件で選びに選んで最終的にSHARPの22型を購入しました。

SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE
※厳密には完全な非光沢ではなく「ハーフグレア(半光沢)」です。

ただ、金額的にはREGZA 24型(24V34)の方が
(たくさん売れてるから)安いですし、高性能です(笑

24型の「REGZA 24V34(幅553mm)」を設置できるならば、そちらをお勧めします。


「NHKとの癒着カード」こと「B-CASカード」知らぬ間にminiSIMサイズになってた。
SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE
青いのは前のテレビに刺さってたカード。

本体正面
SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE

スリムなテレビはスピーカーが背面にあったり、本体真下にあったりして、音が籠ったり大きくしないと聞き取れなかったりしますが、新型の2021年モデルでは真下にあるものの音が前に来るような工夫がされてます。
また「音声くっきりモード」を搭載してるので小さい音でも聞き取りやすいです。

本体背面
SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE

中央にVESA規格の100mm×100mmマウントに対応してるのでモニターアームに搭載可能です。(REGZAは200mm×200mmの模様)

インターフェイス類は右にあり、RCA(黄赤白)端子×1、HDMI×2、USB×2、有線LAN、イヤホンジャック、B-CASスロット、地上&BS/CS端子があります。
SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE
上の方の丸いボタンは押し込むと電源のON/OFFと決定、上下左右でメニューの移動が出来ます。
便利だけどこのボタンとヘッドフォン端子は本体底面とかに有った方が良かったかな。

PS4と接続
SHARP AQUOS 22型 液晶テレビ 2T-C22DE
丁度いいサイズ感です😆

デスクのモニターアームにAQUOSを設置。
モニターアーム
モニターアーム
モニターの横に設置するとテレビやゲームを流しながら作業できるので捗りますよ😆

気になった点

エントリーモデルなので仕方ないですが、全体的に青み掛かってます😥
SHARP AQUOS 2T-C22DEB vs iiyama XUB2790HS
左が7年前に購入した「iiyama XUB2790HSIPSパネル)」、右は今回購入した「AQUOS 2T-C22DE(VAパネル)」いづれも設定を初期化してデフォルトにしてます。

左から:オリジナル画像、IPSパネルのiiyama XUB2790HS、VAパネルのAQUOS 2T-C22DE

アニメ スーパーカブアニメ スーパーカブアニメ スーパーカブ
アニメ ソードアートオンラインアニメ ソードアートオンラインアニメ ソードアートオンライン
アニメ 転スラ日記アニメ 転スラ日記アニメ 転スラ日記
※クリックorタップで拡大します。
※オリジナルは撮影した画角にトリミングしてます。
※撮影した画面は出来るだけ同じになるように色温度やシャッター速度など固定してます。

全体的に青いですね。

ただしこれは設定の「映像調整>AVポジション>映画」とすると「ブルーライトカット」のような暖色系に調整できるので、ある程度は改善できます。目にも優しいしオススメです😆
(真っ白な画面や、美白な肌色はどうしても青寄りになりますが、それ以外はコントラストのメリハリを設定で弄れば許容範囲です)

「明るさ」は完全に好みですが、明るさセンサーを無効にして「明るさ:16(最大値)」を「明るさ:マイナス10~0」くらいにすると明る過ぎず丁度良いです😌

あと、本来「VAパネル」は「IPSパネル」よりも反応速度が良いのでゲームやスポーツ観戦向きですが、本機ではパソコンでウィンドウをドラッグすると残像感がかなり出ます😰

※この動画は60fpsで撮影してるのでリンク先のYoutubeで「1280x720 60fps」に切り替えてからフルスクリーンで再生して下さい。

普通にアニメ・映画・バラエティを見たりする分には問題ないです。
(ゲーマーでFPSなどをやり込んでる人には反応速度が悪いのでオススメ出来ません)

個人的には最後のが懸念で、以前はテレビにライン出力があって、アンプに接続、音声は外部スピーカーから出力してて、テレビのリモコンの音量はテレビのスピーカの音量、アンプの音量はアンプ側で調整。

本機では「ヘッドフォン端子」のみで設定の「機能切替>外部端子設定>ヘッドフォン」から3つのモードを選べますが、

1:ヘッドフォンを挿すと本体スピーカーの音は消音
2:ヘッドフォンとスピーカー両方から音が出る
3:1画面時はヘッドフォンからのみ、2画面時はメイン画面はスピーカーから、サブ画面はヘッドフォンから音が出る

と言う設定で「モード1」の使い方だと本体音量は80~100まで上げないと、アンプ側の音量が小さくなるので「万が一、端子が抜けるとテレビのスピーカーが爆音で鳴る」と言う恐ろしいデメリットがあります😱

そして「モード2」ですが、ヘッドフォン端子と本体スピーカーの音量ゲージが同期してるので、80~100まで上げるのは現実的ではなく(テレビの音量は「10~15」で必要十分な音量です)使い物になりません…😰

テレビのスピーカーの音量とヘッドフォン端子の音量を別にする「ライン出力モード」をファームウェアアップデートとかで追加・改善して頂きたい所です…🙏

最近の安価なテレビはヘッドフォン端子のみでライン出力無さそうだから、皆こんな感じなのかな?🤔🤔

ライン出力が出来ないのは盲点でしたが、
それ以外は特に不満はないので(お値段を考えると許容範囲)よい買い物が出来ました😆

お求めは(σ`・ω・)σ こちら!!

【レビュー】ゲーム機の映像を動画にしたり、デジカメをWEBカメラ化、配信にも使える「HDMIビデオキャプチャー」が便利【動画あり】


「PlayStationやSwitchなどのTVゲームの映像を録画・スクショ出来たら良いな」と思う事、ありませんか?

テレビ画面をスマホで撮影して記録すると言うのが一番シンプルですが、如何せん画質や音が悪い。

そこで便利なのがテレビゲーム機やレコーダーのHDMI端子から直接取り込みの出来る「HDMIビデオキャプチャー」と言うガジェット。

一昔前の「ゲーム機などを赤白黄のケーブルでビデオデッキやHDDレコーダーに接続して録画するヤツ」のハイビジョン版ですね。

--------------------
<昔ばなし>
※20年ほど前(2000年前半)の製品。TVチューナー内蔵でアナログ波のTVを録画・取込も出来ました。RCA端子からゲーム機やビデオデッキに繋げばそれらも取り込めます。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0111/canopus.htm

※10年くらい前(2010年以降)になるとワンチップ化されてシンプルで安価な製品になりました。現行商品で3000円ちょっとで購入出来ます。

https://www.iodata.jp/product/av/capture/gv-usb2/

何れも「アナログ映像」を取り込む装置なのでコピーガードの類はありません。昨今の「デジタル映像」はだいたいがコピーガードが掛かってます。

--------------------

ゲームのプレイ動画を録画したり、HDMI搭載のビデオカメラやデジカメをWEBカメラのように扱う場合は特に気にしなくて良いですが、通常、DVDやBlu-ray等はHDCPと言うコピーガードが掛かっていて対応している機器同士じゃないと表示できません。

特に「キャプチャ」系の機器は取り込み出来ないものですが、昨年末(2020年)くらいから話題になってる「激安HDMIビデオキャプチャー」は「パススルー出力」に対応しているのと「HDCPをスルー」します(笑 いろんな意味で大丈夫なんですかねこれw

DVDやBlu-rayのHDCPな話は置いといて、今回はゲームのプレイ動画をパソコンに取り込もうと思い購入してみましたヽ( ^ω^)ノ
(尚、PS4/PS5では「SHAREボタン」を2回押すと動画で録画出来ます※Switchは30秒間のみ可能)

HDMI USB Video Capture



今回の購入のキッカケは、先日、秋葉原のパーツ屋さんの つぶやきが流れて来て、

HDMIキャプチャの上位機種はいくつか検証してるのですが、これを性能で上回るものがないんです。結局のところこれが一番。そして故障率も限りなくゼロに近く、当店ですでに4桁の出荷してますがほぼ不具合はありません。

プロが言うなら確かなんだろうな、と思いながら価格をのぞき込むと、あまりの激安に驚きΣ(゚Д゚;)

映像機器って、それなりのお値段と言う認識でしたが、ここまで価格破壊が進んでいたとは…と言う感じですね。

箱の中身は「本体」と「英語と中国語の説明書」のみ。
ケーブルやドライバ類のソフトは一切付属してません、明らかに玄人向け(笑

《もくじ》

外観と分解

本体外観
HDMI USB Video CaptureHDMI USB Video Capture
HDMI差込口とUSBポートが両端に付いてます。
本体は金属製で放熱効果が期待できます。

分解
HDMI USB Video Capture
メインチップは「MS2109」

デバイスマネージャー
HDMI Video Capture FY-HDVC2 デバイスマネージャ
「FY HD Video」と「FY HD Audio」、PCに挿すと自動で認識します。

動作アプリ

フリーウェアの「OBS Studio」と言うキャプチャーアプリで動作するとの事。

OBS Studio Website
https://obsproject.com/ja


他にもWindows10標準の「カメラアプリ」で表示する事が可能です。
(これは「PCエンジンミニ」を表示しています)
Windows10カメラ Windows10カメラ
(デジカメをWebカメラ化の場合、HDMIビデオキャプチャーをPCに挿して「カメラアプリ(またはskypeなど)」を起動すればこのように簡単に表示出来ちゃいます)

話を戻して「OBS Studio」、
インストール後に「キャプチャ用途」か「配信用途」かの初期設定があります。

【取り込みたい機材】→【HDMIビデオキャプチャ】→【パソコン】の順で接続されてる状態で、「OBS Studio」ホーム画面の「ソース」から「追加」を押して、
OBS Studio 設定

次に「映像キャプチャデバイス」を選択します。
OBS Studio 設定

次の設定でデバイスから「FY HD Video」を選択し「OK」します。
OBS Studio 設定
すると、映像が表示されるようになります。

次に音声の設定です。

同じように「OBS Studio」ホーム画面の「追加」を押して「音声入力キャプチャ」を選択。
すると「ソース」タブに「音声入力キャプチャ」が増えます。

この時点で音が出ない場合は中央の「音声ミキサー」の「音声入力キャプチャ」の「歯車」から「オーディオ詳細のプロパティ」を選び「音声入力キャプチャ」の「音声モニタリング」で「モニターと出力」を選ぶと音声が反映されます。OBS Studio 設定

あとはホーム画面右側のコントロールから「録画開始」を押せば即座に録画開始されます。

保存先は「ファイル」→「設定」の「出力」から「録画ファイルのパス」で確認変更できます。OBS Studio 設定この項目で録画画質(配信と同等、高画質、超高画質、非圧縮)と録画フォーマット(flv、mp4、mov、mkv、ts、m3u8)などを選べます。

さて、出来上がった動画ですが、想像以上に高画質です。
購入価格を考えると驚きを隠せません(笑


リンク先Youtubeで1280x720 60fpsで視聴出来ます。
(1920は使用してる変換アプリが60fps対応してなかった😇)

音声に関しての仕様

ただ、音がなんだかモノラルっぽい感じがします…。
(※上の動画は下記の方法で修正してUPしてます)HDMI USB Video Capture FY-HDVC2 MS2109 音声がモノラル実際、音声のバーが1本なのでモノラルのようです。

音声をステレオにする方法

購入元のパーツ屋さんのページに書かれてましたが、

処理には「MS2109」という専用チップを使っており、これで検索することで各種情報が入手可能

とあったので、さっそくグーグル先生に「MS2109」と入力した所「MS2109 ステレオ」と候補が出る始末(笑

どうやら「MS2109」と言うチップには「48kHz ステレオ」の音声データが左右結合してしまい「96kHz モノラル」になってしまう致命的なバグがあるそうです。

もう少し調べてみると、このバグを元通りに復号するアプリを作った方がいらっしゃるそうで、感謝しかない(゚´Д⊂ヽ

https://github.com/ToadKing/mono-to-stereo

このアプリ、使用方法にとてもクセがあって、(私の)「OBS Studio」の初期設定が間違ってたのもあってか、数時間 悩んだので、備忘録としてここに書いておきます。

使用方法ですが、これはWindowsアプリではありません。DOS用アプリです。
なので、コマンドラインで入力していきます。

まず解凍した「mono-to-stereo」をコマンドプロンプトで入力しやすいように「C:\cap」に配置します。
mono-to-stereo

「ファイル名を指定して実行」から「CMD」または、スタート>プログラム>Windowsシステムツールで、コマンドプロンプトで起動します。

DOS窓で
 cd\↩
 cd cap↩
と入力したら、「mono-to-stereo.exe --list-devices」をコピーして、DOS窓上で右クリックし(勝手に貼り付けられます)エンター(実行)します。


すると「再生デバイス」と「録音デバイス」の一覧が表示されるので、

mono-to-stereo

下図のようにデバイス部分を選択し、「CTRL+C」を押してクリップボードにコピーします。
mono-to-stereo

次にメモ帳にクリップボードの文字例を貼りつけて、文字例を編集します。

コマンドラインが「mono-to-stereo.exe --in-device "録音デバイス名(HDMIビデオキャプチャ)" --out-device "再生デバイス名(パソコンの音源名)"」となるので、上でコピペしてきた文字例に差し替えます。

我が家の場合、
 Active render endpoints found(再生デバイス)
  スピーカー (Realtek(R) Audio)

 Active capture endpoints found:(録音デバイス)
  デジタル オーディオ インターフェイス (FY HD Audio)
と表示されたので、下記ようにコマンドラインを編集します。


「mono-to-stereo.exe --in-device "デジタル オーディオ インターフェイス (FY HD Audio)" --out-device "スピーカー (Realtek(R) Audio)"」


日本語が含まれてて不安しかないですが合ってます(笑

このコマンドラインをメモ帳に貼りつけて、最後に《改行》を入れた全2行のファイルを作ります。

ファイル名の拡張子を「txt」から「bat」に変更すれば専用の起動ショートカットの完成です。
(※Windowsの設定で「拡張子を表示する」になってないと変更出来ません。エクスプローラ>表示>ファイル名拡張子)

mono-to-stereo

バッチファイルを実行すると「OBS Studio」を起動していなくても「mono-to-stereo」側で「デスクトップ音声」として音声が鳴り続けます。

mono-to-stereo

※「HDMIビデオキャプチャ」を挿すUSBポートを変えるとデバイス名が「2 デジタル オーディオ インターフェイス (FY HD Audio)」のように変わってしまうので挿す場所は変えず、鳴らない場合はそこを疑って下さい。

改めて「OBS Studio」を起動し、メイン画面下の「ソース(映像キャプチャデバイス等)」をいったん全て削除し、再設定します。
OBS Studio 設定 OBS Studio 設定

また、設定の音声では「デスクトップ音声」が「既定」になってるのを確認して下さい。
それ以外の音声デバイスは「無効」で良いです。OBS Studio 設定

すると「音声ミキサー」の「デスクトップ音声バー」が2本になり、個別に動いてるので「ステレオ」である事が分かります。

OBS Studio 設定

音声の遅延が起きる場合の解決方法

「HDMIビデオキャプチャー製品共通」ですが、映像と音声がズレる事があります。これは「OBS Studio」側の設定で「オーディオ詳細のプロパティ」の「同期オフセット」を「-5ms~-8ms」くらいで目視で口パクが合う所に微調整してみて下さい。
OBS Studio 設定

最後に/他の製品

ドングルタイプの安価な「HDMIビデオキャプチャー」は何れも「MS2109」が搭載されてる可能性が非常に高いです。

なので「mono-to-stereo」のような調整を行わないと【音声がモノラル】になります。
(製造後にこのバグが発覚して「MS2109」が捨て値で流通したんだと思います)

ただ、配信やWebカメラ用途では別に高音質なマイクを用意するだろうし、用途によってはモノラルはあまり気にならないと思います。

Amazonでベストセラー1位になってるコチラもそのようです。
(本レビューのモノと異なりUSB3接続なので速度的な安定感はある模様)

また、HDMIをUSB変換する際に若干遅延するので、格闘ゲームやFPSゲームを実況しながら録画や配信するのには、上記の製品ではちょっと向いてません。

その場合は「テレビ側にHDMI出力するポート」を有している上記の上位製品をオススメします。

その他、液晶搭載パソコンがなくても気軽にゲーム機やビデオの映像を録画できる製品もあります。

用途に合わせて検討してみて下さい。


<追伸>
冒頭部触れた「DVDやBlu-rayの表示」ですが、PS4でBlu-rayを再生、HDMI Video Capture経由でPCに表示した所、普通に表示されますね。
HDMI Video Capture FY-HDVC2 OBS Studio HDMI Video Capture FY-HDVC2 OBS Studio

参考文献
・OBS Studioの詳しい使い方・設定方法 - 新・VIPで初心者がゲーム実況するには
・OBS Studioでゲーム音・PCの音が出ない、流せないときの対処法:VIPで初心者がゲーム実況するには
・激安HDMIキャプチャーデバイスは使い物になるのか?:Engadget 日本版
・MS2109の格安HDMIキャプチャでステレオ音声キャプチャする話、Windows編:KILINBOX
・最近よく見る 1000 円くらいの HDMI キャプチャーカードについてのメモ:polamjaggy nikki
・MS2109で有名なバグ、ステレオの音声がモノラルになるのを修正するアプリ

SONYのフルオープンエアーヘッドフォン「MDR-MA900」のイヤーパッドを交換。


10年くらい前に買ったSONYのフルオープンエアーヘッドフォン「MDR-MA900」、

SONYのフルオープンエア型ヘッドホン MDR-MA900を買ってきた!
イヤーパッドが数年前から痛んでて、買い替えたい ものの、

SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド

純正パッドは既に生産中止、Amazonで互換品が売ってますが、

見つけたタイミングで売り切れてたので、

SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900

Amazonで売ってるのとは違うけど、AliExpressで輸入しました
https://ja.aliexpress.com/item/32810281942.html

送料含めて1250円くらい。到着まで約1ヶ月掛かりました。

SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド

箱ボロボロw 台湾から送ったみたいですね、近いじゃんw
1か月掛かるから地球の反対側かと思ったよ。

中身はイヤーパッドと円形のスポンジ、ヘラとマジックテープ。
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド
円形のスポンジは多分、ハウジング部分のスポンジ交換用かな。
ヘラはイヤーパッドを はめ込むのに使うけど、マジックテープは良く分かりません(笑

純正パッドと比較(上が純正、左が裏側)
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド
純正より肉厚で、素材はフカフカな感じ。
夏場は少し汚れやすそうですね。

では早速交換。
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド

左が純正、右が互換
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド
かなり厚みがある(笑

交換完了
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド
純正に比べると厚みがあるのでスマートじゃないw

「MDR-MA900」を持ってるユーザーそんなにいないと思うけど、同じ境遇の方の参考になれば。
SONY フルオープンエアーヘッドフォン MDR-MA900 イヤーパッド

私の所有しているヘッドフォンは「オープンエアー」なので被せものをすると音質が変わってしまう恐れがあるので避けてましたが、メジャーな互換イヤーパッドどしてはmimi-mamoの互換パッドがお勧めです。

「回復ドライブ」作成にも使いやすいADATA製キャップレスUSB3メモリ


先日購入したIO-DATAのUSB3メモリと一緒にADATA製USB3メモリも買ってたのでレビューヽ( ^ω^)ノ

ADATA キャップレスUSB3メモリ

パッケージは海外製品に良くあるブリスターパッケージですね。


キャップレスデザインで、IO-DATAのはアルミでしたが、ADATAのはプラスチックです。

ADATA キャップレスUSB3メモリ

こちらもスイッチを押し込みながらスライドすると端子の出し入れが可能で、

ADATA キャップレスUSB3メモリ

閉まった状態、出た状態でロックが掛かるので、飛び出したり、パソコンに挿す時に端子が引っ込む事もなさそうですね。

ベンチマークはコチラ。
ADATA キャップレスUSB3メモリ

読み込みが最大で92MB/sくらいで結構高速ですね。
書き込みが最大で64MB/sくらいで、BUFFALO製より読み込みが若干遅いものの、書き込みが早いですね。

BUFFALOやIO-DATAもですが、ADATAのUSBメモリもベンチマーク後でも ほんのり温かい程度なので熱でメモリが痛む心配は無さそうですね。

価格帯はAmazonで16GBが500円ちょっと、32GBが650円前後、64GBが1000円ちょっと、128GBが2000円前後で(2020年末現在)圧倒的なコスパを誇ります。さすがメモリー製造メーカーですねヽ( ^ω^)ノ

以前オススメしたBUFFALOの16GBがAmazonで650円前後なので(2020年末現在)

安価で高速なオススメUSB3メモリ。
それよりもお買い得ですが、BUFFALOやIO-DATAに比べて取り扱ってるお店が少ないのでAmazonやネットショップ以外で買う場合は探すのが難しいカモです。

また、BUFFALOとADATAのUSB3メモリはAmazonで「買い合わせ対象」なので注文時の総額が2000円以上じゃないと発送してくれないのも注意です。

何かを買う時に一緒にカートに入れておくと良いと思いますヽ( ^ω^)ノ

⬇購入先⬇