1年ちょっと前に購入したPS4、
購入したゲームなどをどんどんインストールしてたら内臓の500GB HDDが割とすぐに埋まってビックリ(笑
「グランツーリスモSPORT」、使用容量『105 GB』とか控えめに言って頭おかしいと思うのw
本体買って半年と経たない内に、その辺に転がってた1TBのHDDへとりあえず換装したりしましたが、やはりモッサリ感が拭えないのでSSDへ換装してみようかと。
最近のSSDは昔に比べて劇的に安くなってて、1TBのモノが1万円を切るような値段で買えてしまうので驚き。
少し難しい話をすると、初期のSSDはSLCと言う方式で割と信頼性の高い記録方式(その代わり良いお値段)、その後MLC、TLC、QLCと進むに連れて書き換え上限が少なくなっていくものの、技術改良でそれを感じさせないような仕組みにしてお値打ち価格になって行ったというのが最近の安価なSSDです。ハードな書き込みをする環境でTLCやQLCのSSDを使うと書き込み上限が早く来てしまうので壊れてしまいますが、ライトな使い方をするパソコンなら5年以上持つといった感じですね。そしてゲーム機のSSDは書き込みよりも読み込みが多いので安価なQLCタイプのSSDは、まさにゲーム機向きと言った感じだと私は思います(笑
ウンチクはこの辺にして、とにかく最近のSSDは激安なのに中身のメモリは一流メーカー品だったりするので安心して買えるわけです。
- 買って来たSSD
- SSDの冷却対策
- SSDの換装方法
- SSDの換装方法:まず初めに
- SSDの換装方法【1】USBメモリの下準備
- SSDの換装方法【2】セーブデータのバックアップ
- SSDの換装方法【3】PS4のシステムファイルのダウンロード
- SSDの換装方法【4】HDD/SSDの換装
- SSDの換装方法【5】システムファイルのインストール
- 起動時間の比較
- 初期型PS4やSilmは外付SSDの方が早い
買って来たSSD
今回買って来たのは「CFD」と言う自作PCをしている人なら割と知っているパソコンパーツの販社が出してる製品で、中身のメモリチップが「東芝メモリ製」と言う事でとても人気のSSDです。
CFD販売 SSD 960GB (CSSD-S6B960CG3VX CFD CG3VX)
中身
プラスチック筐体でシンプルです。
とりあえず開けてみます(ぉ
ネジがなくツメのみで閉じられてますが、今まで殻割して来た中で一番開けにくかったです…。
表
PHISONのコントローラーPS3111-S11と東芝製のBiCSの3D TLC NANDフラッシュメモリ「TP7BG55AIV」を搭載。
ソース:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/todays_sales/1190061.html
DRAMキャッシュは安価なSSDのため非搭載。
裏
裏表で4枚のNANDメモリが搭載されてるので1枚辺り240GB。
総書込量(TBW)は253 TBWなので普通にパソコンに組み込んだ場合も長持ちしそうな製品です。
仕様:https://www.cfd.co.jp/product/ssd/cssd-s6b960cg3vx/
SSDの冷却対策
(以下は完全に趣向のお話です
さてPS4、排熱があまりお利口ではなく結構熱を持つのでHDDにしろSSDにしろ発熱が心配です。
そこでせっかく殻割したのでヒートシンクを付けることにしました(笑
AmazonでNANDチップの上に乗りそうなヒートシンクを購入。
同じくAmazonでヒートシンクを貼り付ける熱伝導テープを購入。
こんな感じで貼り付けます
趣味の話終わりw)
SSDの換装方法
本題に戻ってSSDへの換装です。
「PS4 SSD 交換」などでググればたくさん情報は出て来ますが、
SSDの換装方法:まず初めに
必要なのは「パソコン」と「USBメモリ」と「換装用のHDD/SSD」です。
PS4には「500GBモデル」「1TB」モデルがありますが、「同一容量または大容量への移行」は出来ますが「下位容量への換装は原則できない」ものと思ってください。
OK 「HDD 500GB」→「SSD 500GB」 NG 「HDD 1TB」→「SSD 500GB」
SSDの換装方法【1】USBメモリの下準備
まず「USBメモリ」を「exFAT」でフォーマットしたものを用意します。
(USBメモリをパソコンに挿してエクスプローラーでUSBメモリを右クリック>フォーマット>ファイルシステム「exFAT」でフォーマット(初期化))
システムファイルが1GBくらいあるのでセーブデータなどのバックアップもとるなら8GB以上で且つ出来れば高速なUSB3のモノを用意しましょう。
この辺がオススメ。
SSDの換装方法【2】セーブデータのバックアップ
PS4を起動して、USBメモリや外付HDDを挿し、「システム」>「バックアップ/復元」から
「PS4をバックアップする」を選択します
「アプリケーション」のチェックをすべて外して「セーブデータ」「キャプチャー」「テーマ」のみチェックします。
(「アプリケーション」はネットワーク経由で再ダウンロード可能です)
「確定」するとUSBメモリにセーブデータなどがコピーされます。
ちなみにこの『セーブデータのバックアップ』、定期的にやるのをオススメします。
PS4の中のHDDやSSDが壊れるとセーブデータも消失しますが、USBメモリなどにバックアップを取っておけば難を逃れます(`・ω・´)b
SSDの換装方法【3】PS4のシステムファイルのダウンロード
次にPlaystationの公式サイトからパソコンで「PS4システムソフトウェア」をダウンロードして来ます。
ここの「パソコン経由でのアップデート」よりアップデートファイル「PS4UPDATE.PUP」を入手します。
フォーマットしたUSBメモリに「PS4」>「UPDATE」のようにフォルダを2階層作成し、その中にダウンロードして来た「PS4UPDATE.PUP」をコピーします。
(ここを忘れてUSBメモリにそのままコピーするとPS4が反応してくれないので注意ですw)
SSDの換装方法【4】HDD/SSDの換装
PS4のHDDが格納されている部分ですが、軽くツメを引っ掛けると簡単に開きます。
側面にプラスネジがあるのでそれを外したら、HDDを引き抜く部分が露出しているのでそれを引っ張ります。
HDDが抜き取られますので、プラスネジで固定されてるHDDを取り外し、SSDと交換・換装します。
SSDの換装方法【5】システムファイルのインストール
「PS4システムソフトウェア」のページにも書かれてますが、
①PS4の電源を完全に切って、
②USBメモリを接続し、
③電源ボタンを7秒以上押しっ放しにして「セーフモード」で起動させます。
セーフモードで起動したら「PS4を初期化する」を選択します。
コントローラーは有線で認識するのでUSBケーブルで繋いで下さい。
これでSSDに「購入時の状態」の「PS4」が構築されました。
あとはPSNに再ログインしてから先ほどUSBメモリにバックアップしておいたセーブデータなどを復元させます。
(「システム」>「バックアップ/復元」>「PS4を復元する」)
これで元の状態に復元されました。
あとはネットワーク経由でゲームを再ダウンロードしてください。
(バックアップ時に「アプリケーション」も全部バックアップしていれば再ダウンロード不要ですが、かなり大容量なのでUSBメモリではなく別途、外付HDDが必要になります)
起動時間の比較
SSD換装したPS4ですが、起動時間はこんな感じになりました。
体感で5秒~10秒くらい変わってると思います。
初期型PS4やSilmは外付SSDの方が早い
初期のPS4やPS4 Slimは内部の転送速度が「SATA2 3Gbps (300MB/sec)」、PS4 Proだと、内部の転送速度が「SATA3 6Gbps (600MB/sec)」なので、初期型やSlimの場合は外付USB3のSSDを買って来た方が5Gbps(500MB/sec)なのでぶっちゃけ早いです(笑
でも、内臓にした方が見た目がスマートだしHDDよりは早いので良いと思います\(^o^)/
速度重視なら「PS4 Slim」より「PS4 Pro」を買うか「外付USB3のSSD」がオススメかな。
ただ「PS4のSSD換装」、そんなに難しくないので「ロードが長いな…」と感じた方は是非お試しください!
購入は(σ`・ω・)σ こちら!!
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